<1月18日(土)江東の水辺散歩(東大島駅〜門前仲町駅)>
小雨そぼ降る都営新宿線・東大島駅大島口改札前に、左近・田幸・村谷・山内の4人が集合した。
東大島駅は、関東の駅100選、旧中川の上がホームという橋上駅、江東区と江戸川区の区界上の駅。
加瀬兄から連絡があり、所用で歩きは参加できないが差し入れしますとのありがたいお言葉をいただき、姫路の大吟醸「官兵衛」を頂戴しお礼を申し上げてからスタートする。
旧中川・川の駅、中川船番所跡には立ち寄らず、番所橋から小名木川の遊歩道に入る。
関ヶ原の戦いを遡ること13年前の1590年に、太閤秀吉の命令で江戸入府を止む無くされた徳川家康が、真っ先に開拓した舟筋である小名木川を西進する。
小名木川は行徳からの貴重な塩の道として利用されただけでなく、江戸の住民に不可欠な農作物を供給する水路として大いににぎわった貴重な水路だったという。
明治・大正期には、水運の利便から江東4白と言われる、白砂糖、化学肥料、小麦粉精製、セメントをはじめとする工場がたくさん作られ、昭和期には火薬や銃器、飛行機の部品などの工場も作られ、太平洋戦争末期には米軍に襲撃されたとのこと。
本日はあいにくの小雨、みぞれ、小雪模様ですれ違う人はいないが、小ぶりに咲く蝋梅が春の訪れを告げてくれる。
大島稲荷神社に本日の無事をお願いし、芭蕉や一茶の句碑を確認した。
北砂緑道公園を通り、江東区スポーツ会館でトイレ休憩。
今日は全く見えないが、晴れれば東京スカイツリーのビュースポット・クローバー橋から横十間川親水公園に入る。
あいにくの天候で、すれ違う人が殆どいないことを幸い、釣り堀手前のボート券売り場のひさし下に、シートを広げて昼食とした。
北からの川風が遮られるのがありがたい。
まずは加瀬から差し入れの大吟醸で乾杯、胃の腑にすっとおちる豊潤さを確認した。
続いて、山内定番の豚バラ&白菜鍋で寒風を吹き飛ばしながら、諸姉兄のご活躍ぶりを確認する。
左近夫人お手製のツマミを含めて、鍋で煮込んで完食した。
突き当りの仙台堀川公園を西進し、木場公園に入り新装なった木場ミドリウム(案内・休憩所)で暖をとる。
都市緑化植物園で、咲き始めたギョリュウバイやスイセン、咲き残りのバラの花を愛で、永代通りに出て右折し、富岡八幡宮 と 深川不動尊は遥拝して、門前仲町駅近く、昼食の客が一段落した日高屋に入り、定番のつまみで本日の江東河川巡りを締めました。(村谷 記)
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コース
都営新宿線・東大島駅西口改札〜番所橋(小名木川)〜大島稲荷神社〜北砂緑道公園〜クローバー橋〜横十間川親水公園〜仙台堀川公園〜木場公園〜東京メトロ東西線、都営大江戸線・門前仲町駅
<歩行距離:5.5km±α、歩行時間:1時間40分±α>
※15日、日本国内で武漢発新型コロナウイルス感染症患者の発生が初めて確認されました。
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