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小金井てくてくMAPを参照して歩きました。

<11月30日(土)晩秋の紅葉鑑賞散歩(東小金井駅から周遊)>

 快晴微風のJR中央線・
東小金井駅改札前に、滝澤・百石・山岡・清水・村谷・山内の6人が集合した。

 南口を出て、コンビニでいつものツマミ調整の買い物を済ませる。
紅葉が進んだ 栗山公園を通過する。東京薬科大学の薬用植物栽培試験場を小金井市が買い上げて、公園兼健康センターとして市民に開放したもの。久々の好天を楽しむ市民たちで賑わっていた。

 隣接する東京農工大学工学部の広大な敷地に入る。天に届けとばかりにすくすく伸びた木々が次々に出現し、見事な紅葉が続く。
土曜日のためか広大なキャンパスを歩く学生の姿はほとんど見られない。時期外れ?の
白いつつじが満開だった。

 少し南に下り、土曜日も開館している科学博物館に入る(入場無料)。広い建物には養蚕や製糸に関する歴史的な資料が数々展示されている。
いきなり猫の大きな錦絵や写真が出てきた。養蚕の最大の敵であるネズミ退治に不可欠な存在で、馬1頭が1両の時代に、猫1匹が8両で取引されていたという記録が残っていて、中でもネズミをたくさん取る猫には20両もの値が付いたという。

 壁面に学校の歴史が書かれた表があり、東京帝国大学農学部実科がその前身と知ることができた。

 養蚕や製糸とは無縁の北海道育ちの村谷にとっては、諸道具の歴史的な発展を示す実物を興味深く初めて見た。
戦前の重要な輸出物である絹織物の生産奨励に皇室が深くかかわっていた資料があり、大正天皇の正室・貞明皇后が皇太子妃時代に当校を訪問して以来だとあって、歴代の皇后がカイコに桑の葉を与える儀式の由来を知ることになった。

 勉強を終えて門外に出る。

 坂道を下り市立はけの森美術館に入り、うっそうと茂った森をの小道を下り、はけの道に通過して野川の辺に出た。
大きなアオサギが翼をいっぱいに広げて川面を滑降中。

 都立武蔵野の森公園に入った。先月の度々の降雨の影響なのかまだ叢が少し湿っていたものの、ここでも好天を謳歌する家族連れや友達同士が運動の真っ最中だった。
広場の中央では、40代?の女性数人がフリスビーを楽しんでいたが、追いかける犬の姿はなかった。

 野川の川べりに降りて、草むらにシートを広げて昼食休憩。先ずは冷たい缶チューハイ・缶ビールで乾杯。咲き残った芒の先に雲一つない青空が広がっていて、そよ風が心地よい。
すっかり黄色に染まった木々が目に染みるようだ。

 京都の千枚漬け、銚子の焼きアナゴ&ぬれせんべい、館山のイカ塩辛はじめ、数々のつまみがずらり。滝澤が気候にぴったりのぬる燗を提供してくれる。
今頃台湾の昼夜を堪能しているはずの田幸&野村コンビのうわさ話や、目白押しの忘年会予定などを話題に何とか平らげてしまうのもいつもの通りだった。

 西武多摩川線に沿って、酔い覚ましに坂道を北上する。

 
東小金井駅が正面に見えてきた左手に、ダンダダン餃子東小金井店を見つけたので入店した。
まだ、空腹には遠い状態だったので、餃子2枚と山盛り&ゆずキャベツを頼み、一同黒ホッピーセットを注文した。
 当店名物のやかんに入ったキンミヤ焼酎をお替りしてちょうど、一人千円通しで締めました。(村谷 記)

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 コース
  
JR中央線・東小金井駅南口〜栗山公園〜東京農工大学科学博物館〜市立はけの森美術館横〜はけ〜武蔵野の森公園〜野川〜東小金井駅南口
     <歩行距離:5km±α、歩行時間:1時間30分±α>

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★2019年11月30日(土)「小金井の緑とせせらぎ散歩(東小金井駅から周遊)」