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 微風・晴天、小春日和の西国分寺駅に滝澤・山岡・百石・小林・田幸・村谷・山内の7名が集まった。

 改札口の前に、国分寺産の野菜の売り場があったので、村谷が迷いに迷った末、太めの新鮮葉付き大根を購入し、2つに分解、ザックに詰め込んだ。
百石たちは真姿の池湧水そばの直売所で農産物を求めることとして、出発。

 南口を出て、木々が茂る史跡通りを南下し 多喜窪通りを渡り、府中市の住宅街を通って武蔵野線にぶつかり、国分寺市に復帰。
線路の西側に沿って伝鎌倉街道を南下した。

 黒鐘公園を経て、武蔵国分寺尼寺跡で金堂の礎石復元地を見学し、武蔵野線を潜り越え
府中街道を渡り 国分寺市文化財資料展示室に入る。
当地からの出土品の数々とビデオで学習し、柿や収穫が終わったかぼちゃなどが植わる畑のなかの小径を抜けると、広大な武蔵国分(僧)寺跡に到着。

 金堂跡近くの大樹の半木陰にシートを広げ、持ち寄りのおかずを並べ、肉や練り物類を村谷が炙り、ブレンド酒をいただきながら、先週 村谷が行ってきた仙石原のススキ鑑賞と温泉旅や先月ご逝去された藤沢さんとの思い出話などで1時間ほどの昼食大休憩。
 その間、史跡散歩を楽しむ家族連れや我等年代のウォーカーが通りすぎてゆく。

 国分寺の楼門で記念撮影し、国分寺に参り 本日の好天を謝し、境内の万葉植物園に入ると、
ホトトギスの紫花やミズヒキの花が目につくだけ。
グリーンの制服・制帽?を身につけた方も多い30名ほどの一団の中の緑色の会旗を持った方に訪ねたところ、「与野歩こう会」の「国分寺お鷹の道をゆく 11km」の歩き会とのことでした。
 我らのこの頃は村谷さんのご配慮で1日5〜6kmの歩き、常連メンバーの高齢化に伴い?「歩こう会」<「アルコーール会」になっています。

 ホタルが住むという小川の畔 お鷹の道を、咲き残りのカラーの花を探しながら、お鷹の道湧水園 国分寺市武蔵国分寺跡資料館の前へ。
入園してみようと、100円づつを集金、山内が「史跡の駅 おたカフェ」で1日入園券を求め、まずは旧本多家住宅長屋門の内部を見学する。
 代々国分寺村の名主であった本多家の屋敷の入口に、表門と先代当主の隠居所を兼ねて、江戸時代末期に建築されたものだそうで、隠居爺さんには十分な広さだと感じた。
使用していた家具・調度品や養蚕関係の道具や本多雖軒の一生記などの展示物を見学し、

 国分寺市武蔵国分寺跡資料館に入り、武蔵国分寺の発掘調査の成果や出土遺物・旧石器時代から江戸時代までの国分寺市の主な文化財や武蔵国分寺跡から出土した瓦などの展示品で学び、

  かつて聳えていたという国分寺七重塔を1/10スケールの縮尺で製作された、高さ6mの塔を見上げ、退園した。

 お鷹の道をちょっと東進し、真姿の池のほとりで弁財天さまに参る。
先月の多雨のせいか水量豊富な 湧水 をペットボトルに詰めにくる人が次々と現れる。
 すぐ手前の農産物直売所で、葉付き大根、
柿・柚子やシークワサーの実などを求め、 お鷹の道を東進すると、傍らの住宅のフェンスに巻き付いてピンクの綺麗な花を咲かせている植物が植わっていた。
 スマホアプリ 「Googleアシスタント」「Googleレンズ」で写真を撮って調べてみたら、「マンデビラ」では?との検索結果でしたが…

 真福寺児童遊園地で一休みし、高低差のある野川不動橋に行かず、直接
多喜窪通りに出て緩やかな坂を登りつつ野川を渡り、国分寺駅南口すぐ手前にある昭和レトロの雰囲気漂う 「多古屋」 に入り落ち着く。
〆サバ・イカゲソ刺しなど軽いつまみを、生ビール・サワー・黒霧島(1本だけ、完飲)で美味しくいただきお開きとしました。

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 コース
  
JR中央線、武蔵野線・西国分寺駅南口〜伝鎌倉街道を南下〜黒鐘公園〜武蔵国分寺尼寺跡〜JR武蔵野線を潜る〜国分寺市文化財資料展示室〜武蔵国分(僧)寺跡〜楼門〜国分寺・万葉植物園〜お鷹の道湧水園、国分寺市武蔵国分寺跡資料館〜お鷹の道・真姿の池湧水群〜真福寺児童遊園地〜多喜窪通り〜JR中央線など・国分寺駅南口
     <歩行距離:4.5km±α、歩行時間:1時間30分±α>

   *国分寺市観光協会「国分寺観光マップ」を参照し、その一部を歩きました。

    ⇒地図面

    ⇒史跡・名所の説明・解説面

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★2019年11月9日(土)「国分寺の史跡探訪(西国分寺駅〜国分寺駅)」