<10月29日(火)皇居周辺の秋散歩(東京駅〜市ヶ谷駅)>
次から次へと異国語が耳に飛び込んでくるJR各線・東京駅の丸の内北口地上改札口前に集合したのは、山岡・田幸・村谷の3人。
久しぶりに傘を差しながらテレビ番組の出勤風景でおなじみの横断歩道を渡ってお濠方面に向かう。
高層ビル群の中では希少なレンガ造りの日本工業倶楽部会館には、グルメが通うレストランがあるとの情報が、山岡から提供された。
旧興銀本店ビル⇒旧みずほコーポレート銀行本店ビル⇒前みずほ銀行本店ビル、旧銀行会館、旧東京銀行協会ビルの跡地に大林・大成・清水JVが巨大ビル建築中。
旧AIGビル跡地に新築した日本生命丸の内ガーデンタワーの南側、和田倉濠沿いの遊歩道を進む。
右手1階のレストランのワイングラスの行列の後ろには数百本の?ワインボトルが並んでいた。
商談で忙しそうな現役ビジネスマンが打ち合わせているパレスホテルの喫茶室を横目にして、内堀通りを横断すると、右側の桔梗濠の水位が今までに見たことがないほど高くなっていて、10月の異常な大雨の影響らしい。
大手門ではこれも初めての手荷物検査があった。村谷はバーナーとボンベを持参していると申告したら、「本格的なハイキングスタイルですね」といわれてあっさりと通過する。
皇居東御苑内の散歩客の大半が外国人。小雨が降っているにも関わらず傘も差さず、雨合羽も羽織っていない大男たちが多かった。
入園票を受け取った場所の右手先に、大きなトイレが新設されていた。十月桜がちょうど見ごろだ。
お目当ての宮内庁三の丸尚蔵館は、あいにく展示物を入れ替える時期と重なっていたが、すぐ右横では現状を上回る規模の増築が行われていたので、今後の楽しみが増えた。
観覧に予定した時間が余るので、久々に潮見坂を上って本丸御殿付近まで足を延ばすことにした。
ところが、富士見櫓を仰ぎ見て、松の廊下跡を訪れた後、天守台への広い芝生の大半が工事中で行きどまり。令和を寿ぐお化粧工事のようだった。
実った柿や文旦などの果樹が植わる庭を見て、再び潮見坂を下って、二の丸庭園前を通過し、梅園の坂を登って江戸城天守台横から北桔橋門を経て城外に出た。
歩道橋を横断して北の丸公園に入る。
この歩道橋も11月1日から塗り直し工事のため暫くの間通れなくなるとの掲示が…。
あいにくの雨であちこちにあるベンチが使えないため、2020東京オリンピックのために全面改装工事中の武道館前にある休憩所=ザ・フォレスト北の丸まで歩き、大きな庇に囲まれた椅子席を発見したので昼食タイム。
火が要らないつまみを出し合ってまずは乾杯。お互いの健康に感謝し、年末まで立て込んでいる行事の無事消化を祈願した。
この休憩所のトイレも改修?改築?中で、工事用?イベント用?の仮設トイレが並べられていた。
少し色づいてきた銀杏並木の横にある駐車場にはひっきりなしに大型バスが駐車し、中高生らしい一団が次々に出てきた。
小宴を終えて田安門から出る。
高灯篭(常燈明台)、元帥大山巌公像や品川弥二郎の銅像の建つ九段坂公園も立ち入り禁止で瀟洒なトイレが作られているようだった。
歩道橋で靖国通りを横断し、久々に靖国神社に参拝する。
第一鳥居を入り、大村益次郎像の先に進むと、参道左手に小ぶりな売店が新設されていた。
靖国神社創建150年記念事業の一環で、参道右手にあった「外苑参拝者休憩所」の跡地「憩いの庭」には大きな施設、休憩所とカフェ&ダイニング「attic room YASUKUNI-GAIEN(靖国外苑)」や、さくらをモチーフとした小物雑貨の売店、「特攻の母島濱トメの玉子丼」を売りにした?食堂が10月10日オープンしていた。
暖房がよく効いた休憩所で一息入れてから、菊花展で美しい花を鑑賞し、拝殿でお参りして本日の無事を感謝申し上げ、拝殿前右側の奉納献華展示場に広山流いけばなの展示作品製作中の御婦人方がおられたので、これも鑑賞させていただき、靖国通りを進み市ヶ谷駅周辺で打ち上げ場所を渉猟する。
村谷が囲碁会の後に立ち寄る右手二階のさくら水産は昼食時のためアルコール提供はないとのこと。
市ヶ谷橋を渡り、左手にあるお馴染みの日高屋で4人席を確保し、餃子・レバニラ炒め・味付玉子をつまみに、軽く締めました。(村谷 記)
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コース
JR東海道線など・東京駅丸の内北口地上1階〜大手門〜皇居東御苑〜北桔橋門〜北の丸公園〜日本武道館〜靖国通り〜九段坂〜靖国神社〜JR中央線など・市ヶ谷駅
<歩行距離:4km±α、歩行時間:1時間10分±α>
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★2019年10月29日(火)「皇居周辺散策(東京駅〜市ヶ谷駅)」