<7月16日(火)多摩の水辺散歩(武蔵小金井駅〜武蔵境駅)>

 雨がパラパラ降っているJR中央本線・
武蔵小金井駅改札前に田幸・山岡・村谷・山内の4人が集合した。
いつ本降りになるかもしれない梅雨空なので、予定コースにこだわらず東小金井駅までの1駅さんぽにしよう、天候により臨機応変に対応することにして南口から出発。

 とりあえず小金井街道を南下する。
前原坂上交差点連雀通りを横断し裏道つたいに真言宗・金剛院に参拝した。
樹齢400年を超えるというケヤキとムクノキを見上げ、シダレザクラなどが植えられた境内にびっしりとハギが濃い緑の葉を茂らせている。
 まだ咲き残っているアジサイやバラの花の先に、すっくと立つ壮年期を思わせるたくましい弘法大師像にとりあえずの雨予防をお願いした。

 はけの道に入ると、早くもお大師様の霊験で雨が弱まってきた。

 続いて、小金井二中前を通過し昭和25年に大岡昇平が書いた武蔵野夫人の舞台となった美術の森緑地に着いたが、7月末まで閉館中。
坂を下り返してはけの森美術館入口前を通過し右折、国分寺のはけの道に引けを取らないはけの小路から
野川に出た。

 少し野川に沿って歩き、
小金井新橋から都立武蔵野公園の右岸側の「はらっぱ」に入り、昼食場所を探索していると、散歩中の同年配らしい婦人に遭遇、山岡が「この辺りに屋根付きのベンチがありませんか」と尋ねると「少し先にありますよ」とのご託宣。

 
やまべ橋まで南下して橋を渡り、左岸を折り返した。
野川第一調整池と第二調整池の間にある、鉄筋コンクリート製で、ヒョウが降っても心配ない広い屋根付きの休憩所には、晴雨にかかわらず毎日散歩しているという幼稚園児の一団が先着していて、その横にシートを広げて昼食休憩とした。

 腰を下ろした途端に雨が土砂降りとなり、ここがあってよかったと胸をなでおろした。

 まずは山岡提供のイカのトンビや、山内が見つけた鶏肉のたれ焼きなどを村谷がバーナーで温め、その他もろもろのつまみとともに、日本酒のロックなどで堪能する。
ローズの香りの蚊取り線香に囲まれながら、来週に控えた定番の信州旅行の探訪先候補検討などで大1時間の休憩となった。

 そうこうしているうちに、雨がほとんど上がってしまったので、朝方に予定していた東小金井駅では短すぎるということでもう1駅延長を決定、西武多摩川線をもぐり越えて、野川公園入口、二枚橋際から左折する。
 崖線を登り、西武多摩川線の東側の住宅街をスマホのナビに従い、笠森稲荷神社に参り、連雀通りを横断・東進し、
武蔵境駅に到着した。

 5月28日にも訪問した鳥良商店 武蔵境すきっぷ通り店に入る。時間が早くて焼き鳥はまだ準備中だったが、美女店員が注文を取ってくれたので、ホッピーセットに焼酎ロックなどを頼んで、梅雨寒散歩を打ち上げました。(村谷 記)

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 コース
  
中央線・武蔵小金井駅〜小金井街道〜連雀通りを渡る〜金蔵院〜美術の森緑地〜はけの道〜はけの小路〜野川〜武蔵野公園〜野川公園〜西武多摩川線沿い〜中央線・武蔵境駅
     <歩行距離:6.5km±α、歩行時間:2時間±α>

   *小金井市観光まちおこし協会・小金井まち歩きマップ「東京のオアシス!野川と湧水めぐりコース」の一部を参照して歩きました。

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★2019年7月16日(火) 「野川とはけ巡り(武蔵小金井駅〜武蔵境駅)」