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★2019年1月9日(水)「日本橋七福神巡り」

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 【少し遅めの日本橋七福神巡り(小伝馬町駅〜人形町駅) 】

 雲一つない青空の下、東京メトロ日比谷線・
小伝馬町駅を地上に出たすぐ横にある十思公園に集合したのは、滝澤・野呂・村谷の3人。 
 目の前の江戸三十三観音第五番札所・大安楽寺で参拝する。公園内にあった伝馬町老屋敷で処刑された吉田松陰らの霊を弔うため、明治8年(1875)に大倉喜八郎や安田善次郎らの寄進で建てられたお寺だ。寺の名前には二人の名字から「大」と「安」が入っている。

 小伝馬町交差点で江戸通りを横断し、人形町通りを東南に進む。風が強いので、各々手袋を着用する。
二つ先の信号から裏通りに入ると、風が遮られて日差しが温かい。

 椙森(すぎのもり)神社恵比寿神に参拝する。7日を過ぎたためか、境内は無人だった。
門前では地図を片手にした同年配の女性5人が待ち構えていて、この先の行程に不安があるので同行してくれませんかとのお誘いがあった。
 滝澤が、境内にあった「日本橋七福神めぐり」のパンフレットを手渡してくれたため、何とか「同行二人」は免れることができてほっとする。

 そのまま南下し金座通りを横断、左折して人形町通りを横断し、裏道から東に進む。大門通りを渡った先に末廣神社毘沙門天があり、同年配の男女グループが数組たたずんでいた。

 引き続き東進し、緑道を越えて左折すると、笠間稲荷神社寿老人の前で、人混みができていた。旗を持った添乗員までいて、同年配の男女ばかりだが、売店がなくても広くない境内がラッシュ状態だった。

 清洲橋通りを横断し、久松町交差点前のコンビニで買い物調整した。

 「由紀さおり50周年公園」が上演中の明治座を半周して、浜町公園に入った。
公園内ではどこも風が巻いているためなかなか昼食に好適な場所がみつからない。思い切って、いつも使用している隅田川テラス沿いのベンチに出てみたら、ちょうど首都高のリニューアル工事のための柵が設けられていて、絶好の風よけができていた。

 これはありがたいとザックを下ろし昼食休憩とする。
先ずは新しい年も元気に歩けることに感謝して乾杯した。

 長野直送の塩分が少ない野沢菜漬け、千葉県八街産の落花生、たまり醤油漬けの沢庵、生ハム、海苔等の乾きものをはじめ、厚揚げ入りおでんやミートボールなどの温かい物がずらり、滝澤絶妙の熱燗が加わる。

 すべて食べ・飲みつくしてから甘酒横丁を南下し大門通りを左折、松島神社大黒天に参拝する。ここでは家族連れを含めた若者の姿が目立つ。

 新大橋通りを横断し、水天宮=宝生弁財天に参拝する。さすがに人手がけた違いで、松の内を過ぎたというのに行列ができている。

 水天宮通りを渡って、茶ノ木神社布袋尊に参拝した。ここも水天宮に近いためか、狭い境内が込み合っていた。

 甘酒横丁を横断する。人形町名物の「玉ひでの親子丼行列」がまだ続いていた。

 昼食でとりすぎたエネルギーの効果で、いつのまにか小舟町交差点まで行き過ぎていた。
地図で再確認してから小網神社福禄寿に戻り参拝した。あの東京大空襲でも焼けのこったという強運にあやりたいという人々が、今年もまた長い行列を作っていた。警備員から「お参りの方はこちらです」という案内に従って、十分に強運だった三人は、参拝のみで退出した。

 午後一時半少し前に人形町交差点横にある
「日高屋 人形町店」にゴールイン。
「二時まででよいでしょうか」との店員さんにうなずいて、二階に上がった。ビール・生冷酒・ハイボールを注文し、レバニラ炒めや焼き鳥などで軽く締めました。

 食堂だらけの人形町の路地裏散歩でした。(村谷 記)

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 コース
  
東京メトロ日比谷線・小伝馬町駅〜十思公園〜椙森神社〜人形町通り〜人形町交差点〜金座通り〜大門通り〜末廣神社〜笠間稲荷神社〜浜町公園〜明治座通り〜甘酒横丁〜大門通り〜松島神社〜新大橋通り〜水天宮〜茶ノ木神社〜小網神社〜東京メトロ日比谷線、都営浅草線・人形町駅
     <歩行距離:5km±α、歩行時間:1時間40分±α>

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人形町商店街協同組合「人形町おすすめ散歩コースMAP」を参照して歩きました。