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★2018年7月31日(火)「目黒川下流部と近くの起伏散歩(品川駅〜目黒駅)」

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<7月31日(火)城南地区の台地と川辺散歩(品川駅〜目黒駅)>
 
 台風明け後も相変わらず暑い日が続く京急・品川駅高輪口改札附近に滝澤・山岡・田幸・村谷・山内の5人が、「WING FINAL SALE」中の幟の横に集まった。
「夏場の予定の行程はきつい。無理をせずに短縮しよう」と合意し、ひとまずは旧東海道を目指す。
 
 京急・品川駅のガード下には、なぜかラーメン店中心の店が線路下に埋め込まれたように店舗を展開していたが、まだ早いらしく入口がしっかりと施錠されていた。
八ツ山橋を越えて、いったん旧東海道に入った。村谷は滝澤・吉田・清水との4人ではるばる京都まで下った過去を思い出した。
 
 本日の主目的は品川周辺の高台探訪。旧東海道沿いの善福寺手前を右折し大横丁を西へ、銭湯「吹上湯」の前を通って、北品川交差点で現東海道・第一京浜国道を横断する。
 
 上り坂になっている御殿山通りの両側の品川女子学院が大規模再開発中。その後の需要を心配する向きもあった。
JRの線路を渡り越える。
 御殿山は、かつては飛鳥山と並ぶ桜の名所だった。御殿山庭園で木々と池の佇まいを楽しむ。
今も道の両側の桜並木は見事だが、お屋敷町に変貌していた。
 
 ミャンマー大使館の静謐な建物を半周して御殿山の坂を下ると、居木橋目黒川に出る。そのまま左折し、桜の木々が林立する北品川ホームズ公園・小関公園に入った。
空蝉がたくさん付いた桜木の下、比較的平らなところ、セミが抜け出した穴々の上にシートを広げて、早めだが昼食休憩。
蚊が寄ってきたので山内が蚊取り線香に着火する。
 
 持ち寄りのつまみを並べて先ずは乾杯。ミンミンゼミの鳴き声とオシッコが樹上から降ってくる。
楽しかった先週の信州旅行、11月予定のタイツアー、同じく草津旅行、同じく紅葉鑑賞会などいつものとおり、遊びの話で一杯。
 
 12時を過ぎると、近くのビルに勤務しているらしいサラリーマンの一団が、珍しそうにシートに残ったつまみに着目しつつ通過していく。
 
 宴を終えて再び目黒川を北上する。
 
 山手線が見えてきて五反田駅手前、五反田南公園前で右折し、桜田通りを横断、池田山方面に続く坂道、五反田公園の桜並木を上る。
 
 皇后陛下の実家跡のねむの木の庭公園に着くと、庭の前の道路で大勢のカメラマンが撮影準備中。
少しだけ時間を分けてもらい薔薇・プリンセスミチコなどが植わった庭園内を鑑賞する。
 広くなく、簡素で落ち着いた佇まいだった。
 
 続いて、インドネシア大使館前を経て池田山公園に入る。今がちょうど盛りの鹿の子百合がお出迎え。少し華やかな感じだが、安定感がある花びらだった。先週に信州上田・塩田平で見た山百合とどこか似た印象があった。
 深い窪地に池や滝を作り、池の周りに紅葉を配し、崖線に躑躅を植えた趣のある庭園を鑑賞させていただいた。

 坂道を下り、目黒通りに出て左折し、日高屋目黒駅東口店に入店し、猛暑の中の散歩をクールダウンしました。(村谷 記)

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 コース
  
京浜急行線・品川駅改札前〜第一京浜を南下〜八ツ山橋〜旧東海道品川宿〜御殿山庭園〜北品川ホームズ公園・小関公園〜目黒川〜御成橋公園〜五反田駅前〜五反田公園〜ねむの木の庭(旧正田邸跡)〜池田山公園(池田家下屋敷跡)〜JR山手線など・目黒駅
     <歩行距離:6km±α、歩行時間:1時間40分±α>

   ※しながわ観光マップ 「目黒川の歴史をたどる」を参照し、一部延長して歩きました。
    …「目黒川の歴史をたどる」はページが閉鎖されたようです。

   ※川のプロムナードさんの 「目黒川 2」も参考にして歩きました。

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