<6月13日(月)さいたま市桜区のいにしえを偲ぶ道(南与野駅〜下大久保バス停) >
梅雨の雨がしとしと降り続くJR埼京線・南浦和駅改札前に百石・田幸・村谷の3人が集合した。
田畑耕作者には待望の雨だが、歩き人には生憎の雨。
西口から久々に傘をさして出る。
量販店が目立つ駅前を北上して、鈴谷札ノ辻があった鈴谷交差点で
埼大通りに出ると長い
ケヤキ並木 がお出迎え。
まだ、強い雨をそれなりにしのげるので頭上はラッキーだが、足元の水たまりを見落とさないように西進する。
時折傘をさした若者の自転車にすれ違いながら慎重に進む。左側に由緒ありげな蕎麦屋さんが2軒(
「仲勝」 「えの本」 )あって、利用客が地元の素封家なのかしらなどと、暇つぶしに詮索しながら歩く。
やがて、
埼玉大学 の正門に到着、雨だがバスや徒歩で通学する学生さんが絶えず過去の自らを振り返って感心する。
信号を横断して
大久保日枝神社(「古社巡拝録」さんのページ)に向かう。埼玉県指定の文化財にもなっている
大ケヤキ(「巨樹と花のページ」さん)は、何度見ても大きくてよくぞ雷にも耐え、火災を免れたものと感心しつつ、今後の小雨と微風をお願いして退出する。
横道から上浅間橋で
鴨川 を横断する。いつも
京都の鴨川 を想起するのだが、こちらは濁っていてイメージが合わないのもこれまた定番だ。
千貫樋水郷公園 に入り、屋根がある四阿のベンチで大休憩。期待していた
菖蒲園は、黄ショウブが主体(「思考回廊」さんのページ) のためほぼ
見ごろは終わっていた。
持ち寄りの乾き物やチョコレートを広げて、缶ビールや缶チューハイで乾杯する。こんなに湿度が高くても、汗をかく量があまり変わらない。
暫し休息、神輿を挙げてバス道路を南下する。諏訪前橋で再び
鴨川を渡り、
下大久保バス停にバス待ちのご婦人がいた。
時刻表を見ると桜区役所経由浦和駅西口行きのバスがあったので、この先の桜区役所までの歩きを省略した。
10分ほどの待ち時間でバスに乗り、冷気の力で汗を引っ込めつつ
浦和駅西口にゴールイン。
お馴染みのコルソを潜り抜けて、本日は
磯丸水産 を選択して入店。
ランチタイムが終わっていて、ゆったりと座る。生ビール・ヌル燗・爆弾焼酎雷神などを各々選択し、軽くておいしいツマミで締めました。(村谷 記)
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コース
JR埼京線・南与野駅〜鈴谷札ノ辻〜埼大通り〜新大宮バイパスを潜る〜埼玉大学〜日枝神社(大久保の大ケヤキ)〜上浅間橋(鴨川)〜千貫樋水郷公園〜下大久保交差点〜下大久保バス停=(バス)=JR京浜東北線・浦和駅
<歩行距離:5km±α、歩行時間:1時間30分±α>
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