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<1月25日(土)梅の香が漂い始めた下町散歩(曳舟駅〜亀戸駅)>

 3月並みの暖かさが予報された朝、東武スカイツリーライン・地下鉄半蔵門線直通の曳舟駅改札前に、1都3県から菅野・滝澤・百石・村谷の4人が集まった。

 昔の風情が残る路地裏を抜けて曳舟川通りへ出て、大型スーパーに沿って曳舟たから通りを南東に進む。
直ぐに、立体交差工事が半分だけ済んだ京成電車の踏切を横断する。
 駅近くには大型の新築マンションが林立し、その先にはまだ残る昔ながらの個人商店とのグラデーションが今後の町の変貌振りを予測させる。

 日陰はまだ肌寒いので、日向側の歩道に移る。日差しが出てきてどんどん気温が上がってきた。
前方に「パワースポット」と描かれた青い幟が立った田丸神社に参拝する。運気が溜るということで人気があるようだ。

 十間橋通りと立体化はされそうにもない東武亀戸線を越えると、左手にどっしりした建物の中小企業センターが現れる。図書館にしては立派過ぎるが、依然立ち寄ったことがある隅田川河畔に聳え立つ墨田区役所の前身だろうという百石の指摘に、一同頷く。

 広い中居堀通りを横断し、 小村井香取神社 に入る。参道の両側には1本ずつ名札がつけられた梅の木が植えられた香梅園があり、早くも数本が開花中。馥郁たる香りを堪能しながら、本日の無事をお願いした。

 続いて、東あずま大通りの商店街を進む。道脇には立派な商店街の案内板が掲げられ、伊勢物語にも出てくる東「吾妻」が正式名称と知った次第。

 時刻が11時半を回っていたので、商店街の東側にある東あずま公園に入る。
園内の左半分ではこの時期には恒例の?整備工事中。
 われらは右手奥の草むらにシートを広げた。東武亀戸線が正確に10分単位で通過して行く。   
今年初顔合わせのメンバーもいたので、先ずは新年のご挨拶を兼ねて乾杯。持ち寄ったツマミを味わいながら、来し方や短い?行く末に話が弾む。
 背中から照りつける日差しと、村谷が餃子を炒めるバーナーで体がすっかり温まってきた。
例によって滝澤が絶妙に仕上げた熱燗で締めて後半戦に臨む。

 丸八通りに出てそのまま南下する。
新小原橋で北十間川を横断し、江東区に入る。
 左手にある広大な亀戸中央公園でトイレ休憩。園内には咲き残ったさざんかが数輪。
踏切りを横断し、 亀戸水神 (「猫の足跡さん」のページ) に参拝。

 そのまま水神通りを明治通りまで直進し、蔵前橋通りを越えて裏道から 亀戸天神社 に入る。ここでも色とりどりの梅の花がお出迎え。フジの時期ではないので空いているだろうと思ったら、受験シーズンとあって我が国きっての大秀才・菅原道真公に肖りたいという親子が、お札を求めて列を成していた。

 4人とも受験期の孫がいないため、社内のあちらこちらに結び付けられた絵馬を一つ一つのんびり鑑賞しながら、丸い石橋の上でスカイツリーをバックに撮影して外に出る。

 亀戸4丁目交差点すぐ脇にある老舗の豆屋さんで、それぞれ節分用や晩酌用の買い物を済ませ、信号反対側に昨年5月に新設された 亀戸 梅屋敷  に入場する。
100万円以上もする江戸切子細工から土産物まで様々な商品が販売されていたが、村谷は1冊100円の「東京スカイツリー下町6区巡り」と「江東区観光まちあるきガイド」計200円をお買い上げ。
展示物もあり、一度は立ち寄る価値があると判定しました。
   
 駅に向かって明治通りを南下し、1本裏手にある「大阪名物串かつとどて焼の店・でんなが亀戸店」に入店した。串カツ5本+飲み物大=880円のお徳セットを注文し、熱燗組とホッピー組に分かれて乾杯。
器量よしで愛嬌がある娘さんのお勧めに、もう少し飲み物を追加して、本日の散歩を締めました。

 春の気配が漂い始めた下町散歩でした。(村谷 記)

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 コース
  
東武スカイツリーライン・曳舟駅〜キラキラ橋商店街〜曳舟たから通り〜香取神社〜東あずま大通り〜東あずま駅前〜丸八通り〜亀戸中央公園〜亀戸水神駅前〜亀戸水神〜亀戸天神〜JR総武線・亀戸駅
     <歩行距離:7Km、歩行時間:1時間50分>

        

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★2014年1月25日(土)「下町を歩いて亀戸天神参り(曳舟駅〜亀戸駅)」

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