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<9月4日(火)横浜のルーツを学ぶ、大塚・歳勝土遺跡公園散歩(センター北駅〜南駅)>
 週末から3日連続のお湿りで過ごしやすくはなったものの、まだ残暑厳しい横浜市営地下鉄・ブルーライン&グリーンライン・センター北駅改札前に、滝澤・田幸・村谷の3名が集合した。

 広い駅構内を引っ切り無しにベビーカーを押した若いママさんたちが通過するのに、目を奪われてしまう。  
駅ビルにある大型スーパーで昼食の買い足しを行ったが、本日の目玉商品・秋刀魚1匹10円を買いに来た人波に巻き込まれてレジは大混雑。
 ようやく買い物を済ませて地上に降り立つ。両側にグリーンラインとブルーラインの高架線が並行するという珍しい風景の通路を進む。高架下にはペットショップがずらりと続き、ビルにはフラダンス教室の広告など活気に満ち溢れている。

 最初の立ち寄り先は 横 浜 市 歴 史 博 物 館 。常設展400円+特別展(※生麦事件と横浜の村々)200円の計600円を支払い入場。
先ずは、テーマパークにある施設に劣らない半円形の劇場で、15分間の映画で横浜の歴史を駆け足で勉強した。
 人が居住して2万年経つそうだが、幕末の開港まではささやかな漁村だったという。

…(※管理人追記:1862年9月14日に起こった生麦事件150年記念企画、1863年の薩英戦争のきっかけとなった事件だが、英国艦艇からの砲撃を恐れて生麦村の人々が疎開したり、海防要員の派遣や兵糧確保の指示を受けて右往左往した様子や、殺害されたリチャードソンの手紙、旧東海道はキリンビール横浜工場近くにある生麦事件碑建立のいきさつなどが展示されていました。)

 続いて広い常設展示室に移動して、先土器時代から近現代までいくつものステージに分かれたパネルや展示品をじっくりと鑑賞した。辺りを見回すと同年輩の男女が数グループいるだけで、今日は火曜日、若者や子供は一切見当たらない。

 1時間強の勉強を終えて、そのまま3階から屋上に出る。眼下の歴博通りを跨ぐ歩道橋を渡りきったら、大塚・歳勝土(さいかちど=墓地)遺跡公園の入り口だ。
 今から約2000年前の弥生時代中期の環濠集落がほぼそっくりと再現されている珍しい遺跡で、昭和61年に国の史跡に指定されている。
先ずは見学の前に昼食とする。広々した草原を独り占めして、シートを広げる。3人では多すぎるツマミに、村谷がフライパンで焼いたジンギスカンが加わり、ビールや酒の力を借りながら、夏の思い出話とともに何とか平らげた。

 大中小いくつもある竪穴住居の中に入ったり、穀物用の高床倉庫をじっくりと見学した。住居は予想外に広く集落全体ではかなりの人数が住まいしていたようだった。

 続いて、都筑民家園へ。300年ほど前に作られた大きな農家で、広い座敷ではお茶を楽しんだり、蕎麦打ち体験もできる。
隣接する竹林では、シーズンにはたっぷりとタケノコが取れそうな風情だ。

 園外にでると一気に強い日差しが襲ってきた。
歴博通りをセンター南駅まで一駅散歩し、ゴールイン。適当な打ち上げ場所が見当たらず、村谷が第二部を控えていることもあって打ち上げは省略し、帰途につきました。(村谷 記)

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 コース
  横浜市営地下鉄、ブルーライン&グリーンライン・センター北駅〜横浜市歴史博物館〜大塚・歳勝土遺跡公園〜都筑民家園〜横浜市営地下鉄、ブルーライン&グリーンライン・センター南駅
     <歩行時間1時間40分>

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★2012年9月4日(火)「大塚・歳勝土遺跡公園周辺(横浜センター北駅〜センター南駅)」

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