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<8月7日(火)夏真っ最中の西武柳沢〜東伏見散歩>
 快晴の西武新宿線・西武柳沢駅改札前に集合したのは、初参加の塩路(勝)・田幸・村谷の3名。
北口階段を下りて線路沿いに伸びる富士街道へ出る。旧道を思わせる幅の狭い通りは、両側が商店街になっていて歩きやすい。
 江戸時代には、青梅街道、所沢道などと交差する交通の要衝で、六角形の柱の各面にお地蔵さんが刻まれた六角地蔵尊が今も健在だった。

 青梅街道を信号一つ分だけ歩いて左折、田無神社(津島神社)に参拝、あまり晴れすぎないようお祈りする。
総持寺前の信号から谷戸新道を南下し、文化大橋で石神井川に出る。すみれ橋とれんげ橋の間にある南町調整池は小公園だが、平日のためか子供の姿はなかった。

 川の両岸に住宅が建って遊歩道が途切れているので、一旦青梅街道に出る。道沿いのセブンイレブンで、昼食用のおにぎりとツマミを買い足す。

 西武鉄道作成のマップでは西武柳沢駅南の交差点を右折するのだが、塩路の案内で1本手前の静かな住宅街を抜ける道を選択した。
ひまわりや百日紅など夏の花々を鑑賞しながら、千川上水に出て暫く遊歩道を進み、関前橋の交差点で伏見通りへと右折し正午少し前に、武蔵野中央公園に入った。

 風が十分に通る木陰のベンチを占領して昼食休憩。先ずは夫々持参した冷たい飲み物で乾杯。
野菜中心のヘルシーなツマミと、村谷が焼いたシマホッケなどを食しながら、間近に迫った夏の予定や、お互いの健康状態などの関心事に話題が集中している間に、正午の時報がどこからか聞こえてきた。荷物が少なくなったので出発。

 再び伏見通りを北上、青梅街道を横断し、西武新宿線を地下でくぐる道路工事現場の横から、東伏見稲荷神社に入る。朱色の大鳥居が遮るものがない広々した空間にそそり立つ。
 何故か?昭和4年(1929)という比較的新しい時期に京都伏見から分祀されたお稲荷さんで、ついでに駅の名前まで上保谷から東伏見に変わったそうだ。

 外に出て、西武線と並行して、これまた地元通でなければわかりにくい氷川神社に参拝して、本日の順調なお天気のお礼を申し上げた。 

 お次は、駅そばに広がる広大な早稲田大学グランド。部外者立ち入り禁止だが塩路の案内で、関西学生女子サッカーリーグ1部の神戸親和女子大学と、長岡義一監督率いる女子部の練習試合中のグラウンドまで立ち入って、観客席で暫し観戦する。
 今朝未明の、フランスを撃破しアメリカとの決勝戦進出を決めた 福元の鉄壁の守りと神様の応援、少ないチャンスを確実に得点にした なでしこジャパン健闘の興奮さめやらぬわれらは、女子大生たちのつらつしたのプレイ振りに目じりを下げて応援し、このメンバーの何人かが次のオリンピックに出場するよう、影ながら祈ってから退出する。

  ⇒ 本日の早稲田大学ア式蹴球部・女子部の練習試合結果報告のページへ 


 東伏見駅に隣接する蕎麦屋・蕎夢 三晃庵に入店し、生ビール&レモンサワーで美味な和風チーズなどをツマミに酷暑の散歩を締めました。

 短い距離ながら寺社仏閣など歴史を偲ばせる絶好の散歩コースでした。(村谷 記)

                     
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 コース
  西武新宿線・西武柳沢駅〜富士街道〜青梅街道〜田無神社・津島神社〜石神井川(すみれ橋)〜れんげ橋〜上柳沢橋〜千川上水(千川橋)〜武蔵野中央公園〜東伏見稲荷神社〜氷川神社〜早稲田大学東伏見総合グランド〜西武新宿線・東伏見駅
   <歩行距離:約5.5km、歩行時間:約1時間半>


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★2012年8月7日(火)「朱色の鳥居をくぐり抜け、各時代を生きた庶民の想いを辿る(西武柳沢駅〜東伏見駅)」

※西武鉄道・西武線の魅力再発見・探索さんぽ「西武柳沢・東伏見」を参考にして歩きました。
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