★2011年12月27日(火)「五日市の古寺めぐり+瀬音の湯」
<12月27日(火)秋川に沿って武蔵五日市の古寺を訪ねる忘年散歩>
冬晴れのJR五日市線・武蔵五日市駅改札口に集合したのは、滝澤・小林・田幸・百石・山岡・村谷・山内の7名。
改札前の売店で、足りない昼食を買い足して出発。
先ずは本日一日お馴染みになるはずの檜原街道に出る。直線距離ではゴールの瀬音の湯まで6キロだが、年末の信心を込める我らはもう少し立ち寄先がある。
老舗の蕎麦処・寿美屋の脇から路地に出る。武蔵五日市七福神の恵比寿天が祀られる下町地蔵堂で本日の無事をお祈りした。
旧街道に相応しく、土蔵が目立つ住宅街を抜けて珍しく?巡回中のパトカーとすれ違って阿伎留神社へ参拝する。足利尊氏や源頼朝も崇敬した神社で、秋川の由来とされる。
小和田橋で秋川を渡る。清い流れに一同、橋脚で立ちどまってしまう。
続く広徳寺は、急坂を登りつめた高台の上。息を切らせて登りつめた山門は、山岡指摘のとおり、周りの造作がすっかり改修されていた。2本の巨大な大銀杏、都内最大級のタラヨウの老木、樹齢五百年超のカヤの木など東京都指定の天然記念物に不足がない見所は多い名刹だ。
田畑のあぜ道を段々に降りて車道へショートカットし、秋川を佳月橋で渡る。
急坂を登り返して、五日市高校前の交差点に出る。途中の右手にあった玉林寺は、一旦下らないと山門に行き着かないため今回も省略した。
檜原街道を横断して、五日市警察署を回り込むと五日市郷土館。江戸期から続く五日市の全貌を勉強するつもりだったが、御用納めより一日早く本日から休館のため、入り口の古民家前の撮影で済ませて、隣接する東山公園で昼食休憩。
砂地にシートを思い切り広げる。上空は青一色、まったく風がない。雪国でご苦労されておられる皆様にお詫びしながら、先ずは缶ビールで乾杯。乾いた空気が癒される。
七人七様に工夫したつまみが出揃ったところで、12時のチャイムが鳴り響く。
先ずは、山岡が安房から取り寄せたぴかぴかの鯵とカタクチイワシの干物を滝澤が絶品の火加減であぶる。
ソーセージやチャーシューは村谷が焼きうどんに加工する。そのほかにも盛りだくさんのツマミを、1年間の回顧とともに平らげて終了。
高台にある開光院は省略して、再び檜原街道へ。
わき道から五日市唯一の地酒・喜正の醸造元である野崎酒造へ立ち寄る。
目利きの山岡の助言に従って、純米酒&本醸造各1本を購入した。
ほどなく 瀬 音 の 湯 にゴールイン。
入浴料金800円(武蔵五日市駅で頂いたクーポンがあり、タオルサービス)で、本日の労苦?を癒す。
露天風呂からの見た山々が切絵のように鮮やかだった。
つるつるとした湯で十分に温まってから、屋外のチェアーで酒とツマミを並べてまたまた小宴会。
色々あった昨年末からの1年間を回顧し、来る新年の幸が少しでも増えますようにとお祈りして、スキーにお出かけの方を除いて、1月8日の高尾山での再会を誓いました。(村谷 記)
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コース
JR五日市線・武蔵五日市駅〜阿伎留神社〜広徳寺〜五日市郷土館前〜野崎酒造〜瀬音の湯=(バス)=武蔵五日市駅
<歩行距離:8Km、時間3時間+α>