★2011年10月18日(火)「沼袋・野方」
※西武鉄道「探索散歩・沼袋、野方」を参照して歩きました。
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<10月18日(火)秋晴れの沼袋〜野方の寺社・史跡・公園散歩>
曇天の散歩日和、西武新宿線・沼袋駅北口改札口に集合したのは、滝澤・左近・酒井・田幸・百石・山岡・村谷の7名。
先ずは、くねくねと曲がる路地を進み、禅定院へ参拝。中野区内で最大の大銀杏に迎えられる。例によって本堂の階前で記念撮影を行おうとしたら、傍らの男性がご親切にシャッターを押していただき、これもお大師様のご利益と感謝する。
路地伝いにすぐ近くの百観音明治寺へと進む。45年もの治世に感謝と哀悼をこめて、大正元年=明治45年に創建された、新しいお寺だが、隣接する広々した公園や西国+坂東+秩父の百観音の像が、一堂に会している。
今年は創建(1912年)以来、ちょうど100周年にあたる。境内には落雷に直撃されたという、葉をほんの少しだけ付けた焼け焦げたイチョウの樹があった。われらも本堂にお祈りした後、鈴の音に合わせて退出する。
小道伝いに新青梅街道へ出て、山崎記念中野区立歴史民俗資料館(無料)に入館する。資料館には慣れている一同だったが、その規模の大きさと展示品の充実振り、隣接した庭園の見事さは出色だった。
資財をぽんと寄付した故・山崎喜作氏は、明治生まれのテニスの達人で90歳以上の長寿を全うした人だったようだった。折りしも庭園の公開日だったが、見事な剪定と清掃に心を打たれて退出する。
丸山塚公園から駅前通りを南下、地方都市ではシャッター街が少なくないが、バライテイに富んだ店が続き、活気に溢れているのは心強い。
沼袋駅南口先のセブンイレブンで買い物を済ませると、本日もすっかりと青空がお出迎え右手にある平和の森記念公園に入る。
古代の竪穴式住居跡が残り、一時は中野刑務所があった場所だ。前回 (2009年2月14日、練馬駅から永福町駅へ) は中央の見晴らしの良い草むらだったが、今回は入り口脇の静かなブランコ脇を占拠した。
7人では広すぎるほどのシートを広げて、昼食大休憩。左近家の烏賊煮、酒井お手製の野菜の浅漬け、山岡の板わさ等など、お馴染み&期待通りのツマミが勢ぞろい。
今週のゴルフ、来週の宴会、来月の塩の道歩きなどなど話題は尽きず、ビール、日本酒、ワインが開いてしまう。
御輿を上げて、前回は工事中だった妙正寺川の橋と河岸がきれいに完成されたことを確認して、西武新宿線に並行して、清谷寺へ。生憎、いやいや、ちょうど境内の幼稚園の休み時間で、孫世代の園児たちの運動時間で占拠されていたが、「おじいちゃん」と声をかけられて、中にある日本最古の完全な板碑の見学なんか出来なくても幸せ、手を振って別れる。
環状七号線を跨ぎ越えると、野方駅前の商店街。かつて当地で青春時代をすごした左近がお馴染みの “飲める食堂” 野方食堂 へ入店。
昭和11年創業で、二代目のご主人と三代目の娘さんが営む100種類以上のメニューから、名物の1個100円の「とりがら」はじめ、昭和時代の価格を思わせるツマミを生ビールと、芋焼酎で堪能して締めました。(村谷 記)
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コース
西武新宿線・沼袋駅〜禅定院〜百観音明治寺〜中野区立歴史民俗資料館〜(沼袋駅横・線路横断)〜(妙正寺川)〜中野刑務所跡門〜平和の森公園〜清谷寺〜野方笑い地蔵〜西武新宿線・野方駅
<歩行距離4.6キロ、時間1時間30分+α>
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