★2011年8月16日(火)「田無」
<8月16日(火)武蔵野台地の豊かな農村の歴史を回顧する散歩(田無)>
お盆の帰省ラッシュとは無縁のメンバー、左近・百石・山岡・田幸・村谷・山内の6名が、西武新宿線・田無駅改札口に集合。
⇒管理人、たこちゃん付記:田無駅にはタコちゃんが勤務しています。 ⇔ 解説が載っている「ウィキペディア」
駅北口真向かいの再開発ビル・LIVIN脇から地上に降り立ち、目の前のコンビニで昼食用のツマミ・飲み物・弁当?の買出しを行う。
「ふれあいのこみち」を少しだけ入り、江戸後期の飢饉の際に、所有する田畑を農民に貸し出して、その賃借料を非常食の積み増しに充てたという名主の下田半兵衛の顕彰碑と稗倉を確認する。
続いて 田無山総持寺 へ。明治8年に西光寺・観音院・光蔵院を併せた真言宗・智山派の寺院。広大な敷地は、幕末に上野の彰義隊とは意見を異にした幕臣300余名が立てこもったそうだが、幸いに?飯能へ転進して当地での戦闘はなかったという。
本日の曇天をお祈りしてから富士街道を少し行き、 田無神社 へ入る。青梅街道・鎌倉街道・所沢街道が近接する交通の要地に相応しく、これまた広大な敷地に整然と分社が並ぶ。名横綱・大鵬が寄進したという土俵が、背景の巨木に負けず鎮座していた。
たっぷりと涼を摂ってから、青梅街道に出る。
狭いが車の往来が激しい保谷新道を北上し、新青梅街道を横断。
少し先の信号がない交差点を、6人がかりで車に停まってもらい横断する。
右手にある西浦公園で早めの昼食とした。お盆かつウイークデーの11時半とあって、誰もいない。
風の道読みの専門家・山岡&田幸が選択した巨木の麓にシートを広げる。
じっとりした暑さをキンキンに冷やした缶ビールで吹き飛ばす。左近家定番のイカ煮・山岡の板わさ&オシンコに加え、持ち寄りのオツマミ類に重複なく、栄養バランス良し。
週末に迫った夏休み旅行や、9月上旬の塩の道(松本〜南小谷)など、信州方面への話題が絶好のサカナ。
漸く御輿を上げて次に向かったが、酔いのせいなのか?少し遠回りしたものの、何とか北原交差点に。すぐ右手の広大な 東大農場 へ入る(入場無料)。入り口右手の迷路つきヒマワリ畑前の広場にザックを置いて夫々見学に出かける。
なお、ヒマワリ畑で絵を描いている方に、山岡と田幸が各々「見覚えがある。昭和記念公園で…」とのことでお伺いすると「昭和記念公園には良く行っています」と。
この方の写真をアップさせていただいた 2005年10月25日の さんぽページ
高い木々に囲まれた日陰の芝生の上では家族連れが何組も昼食中。
既に昼食を済ませている我らは火曜日と金曜日しか見学できない農場博物館に歩を進める。
かつては60頭の乳牛が飼育されていたが、近隣の住宅化に伴い役割を終えて、現在は関東大震災後に建築された貴重な耐震施設として保存されている。天井を見上げると幾重にもハリがめぐらせれていて、ちょっとやそっとではびくともしないことが判る。
正門から出て駅前通りを南下、少し東に移動して、朝方目星を漬けていた「ぎょうざの満洲 田無北口店」に入店。家族連れで賑やかな1階は避けて、2階に陣取った。
冷気と生ビールで汗を追い払う。名物の餃子は皮がうまい。レバニラも追加し、冷えた紹興酒で本日の歩きを締めました。(村谷 記)
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コース
西武新宿線・田無駅〜田無山総持寺〜田無神社〜東京大学農場博物館(〜六角地蔵尊〜西東京市郷土資料室〜観音寺)〜田無駅
<6.5キロ、1時間50分>
※西武グループ探索散歩パンフレット「田無」を参考に、猛暑につき、短縮して歩きました。
…このページは2016年8月31日に削除されました。