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★2011年5月17日(火)「江戸情緒を偲ぶ両国・深川(両国駅〜門前仲町駅)」

 曇天・微風の両国駅改札口に集合したのは、左近・山岡・田幸・村谷・大森の5名。

 国技館東側の
遊歩道沿いに横網(ヨコズナ ではなく ヨコアミ)町公園に立ち寄る。
関東大震災の復興事業として建てられた慰霊堂と復興記念館に参拝・見学、まだ100年経たない出来事だったことを再確認した。
 隣接する新緑あふれる
安田庭園でも、3月11日の東日本大震災の影響で一部が通行止めだった。

 続いて入場無料のはずの相撲博物館を訪れたが、史上初の“技量審査場所”開催中で午前8時からの1日1,000枚の整理券配布に間に合わず、門外から眺めて転進する。

 チャンコ屋が林立する両国駅南口から南下して
回向院に入る。ねずみ小僧次郎吉の墓は相変わらずの人気ぶりで、ご利益?に肖りたい老若男女が墓の前に鎮座する石を削って願掛けしていた。

 裏門から抜けて吉良邸跡へ。ここも年配の男女で賑わっていたが、まだ新しい吉良上野介の銅像がやや不釣合いだった。
本日は見所が多く、隣接する勝海舟生誕の地碑がある
両国公園で、 2009年4月4日の花見さんぽ 時と同様、ここを昼食場所とする。

 木漏れ日を少し避けて草むらにシートを拡げる。山岡提供の岡山直送のママカリ酢漬け、左近家定番の烏賊煮、大森家のトマトベースの鳥煮込みなどなど5人では多すぎるツマミが勢ぞろいしたため、村谷のバーナーは本日も出番なし。
 勝海舟のスケールの大きさと首尾一貫した身の処し方を回顧しながら、
堅川千歳橋で渡って隅田川に出る。

 思ったほど川風が強くなくて、気持ちよく散策、
芭蕉記念館に入場し、芭蕉翁の健脚ぶりをまたまた確認。いつかは 大垣 までの奥の細道踏破を志す村谷は、じっと行程図を確認した。

 再び
隅田川テラスに出て、小名木川が隅田川に流れ込む一角にある史跡展望庭園・芭蕉庵に。
心地よい川風は芭蕉の時代と変わらない幸せを実感する。
 芭蕉像横の池には金魚やオタマジャクシが泳いでいて、御玉杓子の観察を続けてきたというおじさんによれば3月14日にヒキガエルが産卵して、殆どが子ガエルになっている筈と、池の周りを探索し、遂に極小子ガエル発見!

 「古池や…」の句碑が残る
芭蕉稲荷に参拝した後、萬年橋小名木川を渡り桜の木が一杯の清澄公園。
清澄庭園
は外周道路から鑑賞しながら、両方を堪能した紀伊国屋文左衛門の豪壮さを回顧しつつ、仙台堀川公園に沿って清澄通りへ。

 午後2時半、
永代通りを横断してディープな深川飲み屋街で夕方の仕込を終えたばかりの「やきとり 鳥けん」を発見、休憩中のオヤジさんに交渉上手の山岡が「口開けの客を断らないことが、商売繁盛の基」との殺し文句で大幅な開店時間の繰上げ交渉に成功、無事に入店し、絶品の焼き鳥などで本日も楽しく締めました。

 店を出て地下鉄・
門前仲町駅に着いた途端、雨が降り出しました。(村谷 記)


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 コース
  JR総武線など・両国駅〜横網町公園〜安田庭園〜回向院〜吉良邸跡〜両国公園〜隅田川テラス〜芭蕉記念館〜万年橋〜清澄公園〜仙台堀川公園〜深川不動堂〜富岡八幡宮〜東京メトロ東西線など・門前仲町駅
     <歩行距離7Km,歩行時間2時間+α>


 ※西武グループ・温故知新東京あるき「両国」・「深川」を参考にして歩きました。
  …このページは2016年8月31日に削除されました。

 ※両国 回向院のホームページへ
 芭蕉記念館の公式ホームページへ

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さんぽ

勝 海舟 生誕之碑

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