※小田急沿線自然ふれあい歩道「豪徳寺駅コース」を参照して歩きました。
…小田急のページは削除されましたが「meseta」さんのページに転載されていました。
<初夏の陽気の日、世田谷・公園と寺社巡り(豪徳寺〜三軒茶屋)>
今年初の真夏日となった小田急線・
豪徳寺駅改札口に集合したのは、滝澤・山岡・田幸・村谷・山内の5名。
平成22年に創られた町のシンボル・
招き猫の石像前から出発。彦根は“ひこにゃん”、こちら豪徳寺は
“たまにゃん”だそうだ。
小田急線と交差する東急世田谷線・
山下駅脇の踏切を横断し、
北沢川緑道へ出る。小田急線と並行する
ユリの木公園を歩く。この季節、両側に林立する高い木の梢には、
百合に良く似た薄いオレンジ色の花が咲くはずだが、なかなか発見できない。
田幸が
ユリの木の花をたくさん付けた木を見つけ、一同その上品さに感嘆する。
山下公園で緑道とはお別れし、小田急線の高架潜り抜ける。豪壮な
禅寺・常徳院に入り、午後の雨が遅くなるようお祈りする。
隣接する
乗泉寺別院には世田谷区銘木100選に指定された
楠の巨木が、絶好の日陰を作ってくれていたので、ひと時暑さを凌ぎ、水飲み休憩。
世田谷線に沿って南下し、
世田谷八幡宮へ参拝し、重ねて天候維持を祈願。
宮の坂駅手前の踏切で世田谷線を横断すると
豪徳寺。
我らと同年輩の女性2人組の後をついて、名物の
猫観音へ参拝。
駅前のシンボル像がこれを模したものと判った。
平成20年に国指定の重要有形文化財に指定された彦根藩主かつ世田谷の領主でもあった
井伊家の墓所を詣でる。幕末の大老・
井伊直弼の墓が他の藩主と同じ大きさだったのが意外だったが、山岡が資料を読み込んで系図から説明してくれた。
世田谷城址公園は通過し、
烏山川緑道に入る。予報では強風が吹くはずだったが、社寺参拝のお陰でそよ風も現れない。
国士舘大・高中学校に沿って勝橋信号脇にあるコンビニで昼食の買い足し。
隣接する
若林公園で昼食大休憩。
満開のツツジのまん前でシートを広げる。山岡定番の板わさを初めとして、ヘルシーなツマミが勢ぞろい。高温と汗を冷え切った缶ビールで一気に洗い流す。当然、日本酒・ワインも消化する。爽やかな微風が心地よい。
尾瀬、南北アルプス、信越旅行、伊勢街道、塩の道等々この夏から秋への山(散)歩の情報交換であっという間の1時間。
桂 太郎の墓に詣で、松蔭神社横の
ポピー満開の花畑では、2歳ぐらいの男の子が母親と花鑑賞中。子供好きの山岡を慕ってきて、思わず足を止めてしまった。
松蔭神社では、萩にある
松下村塾を模した建物(レプリカ)が開放されていて、田幸によると“床の間の掛け軸や文机の配置など内装もそっくりだ”と。
また、
吉田松蔭の墓が弟子たちと全く同じ高さ・大きさで、多士済々の明治維新の原動力になった青年を育成した秘密が少しだけ判ったようだ。
気温がますます上がってきたので、当初の予定を変更してそのまま
烏山川緑道を進む。午後2時、
三軒茶屋駅にゴールイン。
これまた我らと同年配の男女数名が昼食と暑気払いを兼ねて集まっていた開放的な雰囲気の
中華料理「太華」に入店。生ビールに中身たっぷり、皮の味も絶妙な餃子、プラス焼酎ロックで軽く締めました。
寺社仏閣のご加護で、傘要らずの散歩ができました。(村谷 記)
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コース
小田急・豪徳寺駅〜ユリの木公園〜世田谷八幡宮〜豪徳寺〜世田谷城址〜烏山川緑道〜若林公園〜松蔭神社〜東急・三軒茶屋駅
<歩行距離:約6Km、歩行時間:1時間半>
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