★2010年10月4日(月)「川沿いの緑道・呑川下流域(池上〜京急蒲田)」
前夜からの雨が降り続く中、家を出たが、池上駅に着く頃には上がって 曇り空。
村谷は所用があり、途中で合流するとのことで、滝澤と田幸が久寿餅屋や煎餅屋の多い本門寺通りを歩き始める。
お題目 「南無妙法蓮華経」の大きな石碑の建つ 霊山橋で呑川を渡り、10月11日〜13日には、約30万人が参詣に訪れるという“お会式”が行われる 池上本門寺。
長い石段を登って大堂で まずは 本日の降雨除けを お願いする。
京浜四大本山巡り (浄土宗 大本山 増上寺、 日蓮宗 大本山 池上本門寺、 真言宗智山派 大本山 川崎大師、 曹洞宗 大本山 總持寺)で結縁成就の御朱印帳、お勧めチラシが置いてあった。
その裏手にある寺務所敷地内にある本殿にも参り 私的なお願いをして、池泉回遊式の名園=松濤園を一目見たいと紅葉坂を下り朗峰会館へ入る。
庭園内は立ち入り禁止だったが、ロビーから日本庭園を楽しませていただき、隣接の本門寺公園を散策。
そのまま、力道山の墓がある本門寺墓地へ入り、五重塔を見上げ、大堂前へ。
階段を下って呑川へ戻り、ほとんど流れのない緑っぽい流れの横を下流へと歩く。
池上通のコンビニで昼食を仕入れ、一本橋を過ぎたところで村谷から電話が入り、「蒲田駅を出発して左岸を遡る」と。
合流したら食事にすることとして暫く歩いて、双流橋と太平橋の間の歩道が広くなったところで会えた。
(以上、田幸 記)
(以下、村谷 記)
新宿で所要があった村谷は、傘を片手に電車で京浜東北線・蒲田駅へ移動。西口から工学院通りへ出る。
携帯で滝澤&田幸が一本橋付近を散歩中と連絡を受け、馬引橋を渡る。
双流橋付近で合流、傍らに手ごろなスペースがあったので、村谷常備のシートを広げて昼食休憩とした。
先ずは夫々好みのビールで乾杯。持ち寄ったヘルシーなツマミで滝澤山荘の冬支度や、秋の紅葉散歩などについて情報交換。
道端での小宴会とあって、ご近所の人が覗き込んでゆく。
予報では本格的な降りになっているはずだが、空は澄み切ったままだ。
晴れ男3人に加えて、日蓮上人のご加護まで加わったためと感謝。
軽めの休憩を終えて、再び呑川に沿って下流へ向かう。
川面には水質浄化のための装置がいくつも浮かぶ。
左手に古い旗屋があり、職人が布に絵付けをしていた。昭和20年代にはこの川で泳ぐことができたのも満更ではなさそうだ。
巨大な日本工学院ビルを右手に見ながら、京浜東北線・東海道本線を潜り抜ける。
あやめ橋で多摩堤通りへ出ると、正面に3階建てに変貌しつつある京急蒲田駅が道の上をまたいでいる。
片側だけ京急の電車が走る踏み切りを越えて、第一京浜を越えて夫婦橋を左折する。
前回はここまでだったが、天気よし、メンバーも元気なので先へ進む。
昼休みでわいわいがやがやと賑やかな東蒲中学校の先で、海へ直進する新呑川と分かれて、遊歩道になっている旧呑川緑道へ向かう。
小規模な工場が続き、以前の蒲田のイメージを思い出した。
産業道路までは行かずに、サンクス脇から再び川筋へ。
北糀谷橋から左右を望むと、不法繋留のビラが貼られた船、舟、ふね がずらり。
道徳心の低下を嘆きつつ、再び駅方向へ折り返す。
蒲田八幡神社 で本日の無事をお礼し、 夫婦橋親水公園 (「恐るべき児童公園」さんのページ)まで戻った。
区の職員? 遊具業者? 数名の男性が、ブランコなどの遊具を点検中。ご苦労様ですと声をかけて、再び第一京浜を横断する。名物の踏み切り渋滞は、京急羽田線の横断が半減した効果が出ていたようだ。
所要で先に帰宅する田幸と京急蒲田駅前で分かれて、滝澤&村谷はラーメン店に入店、ホッピーと、一昔前の低価格のツマミを注文、次回の再会を約して、JR線・蒲田駅で左右に分かれました。(村谷 記)
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コース
東急池上線・池上駅〜池上本門寺〜呑川〜夫婦橋〜旧呑川緑道(途中まで)〜呑川〜京急蒲田駅〜JR京浜東北線・蒲田駅
<歩行距離 約8km、 歩行時間 約2時間半>