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★2010年1月9日(土)「巡礼古道(逗子駅〜鎌倉駅)」

さんぽ

【1月9日(土)早春の坂東三十三観音霊場巡礼古道散歩】

 2010年、YSC散歩の皮切りとして、先輩諸氏も大勢参拝されている坂東三十三番観音霊場の最初の1番・2番寺を参拝しました。
所々に残った昔の巡礼道は、予想外のタフな道程でした。

 JR横須賀線・
逗子駅東口改札口に集合したのは、滝澤・古澤・村谷の3名。
 3連休初日のハイカーの多さに驚きながらも、商店街を抜けて池田踏切を横断し、
県道205線を鎌倉方面に向かう。雲ひとつない青空から照りつける日差しの強さは、流石に湘南だと実感する。

 「坂東二番霊場」の石碑を右折して住宅街に入ると、敷地が大きな邸宅が続き、「逗子」を感じさせる。
逆回りになるが、
第二番・岩殿寺の山門から入場。納経所や八角堂を通過し、朝一番とあって元気に石段を登ると、右手に弘法大師作の爪彫地蔵が鎮座していたが、更に左手の階段を上って観音堂まで頑張った。お堂の裏手には源氏ゆかりの五三の桐の紋が刻まれた小さなお堂があった。
 一息入れて下山し、再びバス道を北上する。

 久木9丁目付近の三差路の真ん中の車道から山道に入ると、
名越溜池
ここから先が、ガイドとは逆コースを選択したためいささか苦労する。
試行錯誤の結果、畑を耕していた老人男性の薦めに従い、30年までは開通していたという古道を汗かきながらクリアーして、何とか住宅街沿いの尾根道にたどり着く。

 よく踏み均された散歩道を上っていくと、水道設備がある
浅間山へ到着(標高110m)。
好適な広場だが、金網で入場できず、景色で評判の展望地に行くと、先客が富士山を題材に写生中。生憎午前11時で雲隠れしたそうだが、見事なスケッチを拝見しました。

 少し下ってから、予定の
パノラマ台(標高110m)へと最後の登りでまた一汗かく。
狭いながらも絶好の休憩ポイントを確保し、シートを広げて昼食休憩。360度の好展望で、日差しを遮るものがないのは、数年前に滝澤&村谷コンビで二十六夜山に登った経験を思い出す。真夏と同様にビールが旨い。
2台のバーナーで、麺作りとホットウイスキーに役割分担して、次々にやってきたハイカーの強い視線を浴びながら小1時間の大休憩。

 下山は、打って変わって整備された快適な鎌倉市の散歩道を、
子供自然ふれあいの森、関東の富士見百景・逗子ハイランドからの眺望 を通過し、眼下にかまくら幼稚園を見下ろし、岩をくりぬいた金剛窟地蔵尊に参拝する。

 さらに快適な遊歩道を下り、衣張山に登ったときに通過した広場を横切って、
巡礼古道の道標に従い。竹林が美しい報国寺横に降り立った。
無事の下山に感謝し参拝した後、バス通りを横断して
浄妙寺へ。
以前にも百石・山岡ら諸兄と眺めた衣張山を一望する休憩所で一息入れて、さらにバス通りを下り、
第一番の杉本観音へ参拝、本日の無事に感謝した。

 まだまだ上ってくるハイカーとすれ違いながら、
鶴岡八幡宮にも参拝した後は、定番の鎌倉駅西口・蕎麦の五島に午後3時に入店し、いつもの蕎麦掻・卵焼き・ひな鳥の醤油焼きをツマミに、新装成った小千谷の銘酒・長者盛で新年初歩きを締めました。(村谷 記)


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コース
 JR横須賀線・逗子駅〜岩殿寺〜名越谷戸〜名越溜池〜小ピーク〜展望地〜パノラマ台〜鎌倉市子ども自然ふれあいの森〜浄明寺緑地〜金剛窟地蔵尊〜報国寺〜浄明寺〜杉本寺〜JR横須賀線・鎌倉駅
    <合計歩行距離  約8Km 歩行時間約3時間>


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 ※悠歩悠々「巡礼古道」さんのページへ。 逆コースで歩きました。
 ⇒ リンクが切れたようです。

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