★2009年10月13日(火)「葛西用水“東鷲宮駅コース” コスモス鑑賞」
<東鷲宮のコスモスロードと鷲宮神社散策>
文字通り雲が一つもない、JR宇都宮線・東鷲宮駅改札口に集合したのは、左近・江湖・田幸・村谷の4名。
明日に、埼玉シニア会の15周年記念コンペを控えているためか、やや地元埼玉組の参加が1名とは残念だが、行く秋を満喫するには、お誂え向きの陽気になった。
今週末に控えた「わしみやコスモスフェスタ」の会場を一足お先に散策し、関東で最古の神社・鷲宮神社に参拝するのが本日のコース。
先ずは、キンモクセイの香りただよう駅前から会場まで続くコスモスロードの案内板を頼りに、線路に沿って南下する。
キャサリーン台風などで被害を受けた教訓を反映して作った大きな調整池を右折して、河原橋で葛西用水に出た。遠く利根川から亀有駅、お花茶屋駅付近{曳舟川(親水公園)と呼称}まで続く大用水で、今も広大な田畑に貴重な水を供給している大動脈だ。
用水の両岸各6kmに渡ってコスモスの花畑が帯状に展開している。先般の台風にも負けず、秋の盛りを誇るように一面に咲きそろった花畑に、一同、感嘆の声を上げる。
両岸とも見事だが、先ずは花畑の幅が広い左岸を北上することとした。
ウイークデーながら、老人を散歩させる介護の家族や、幼稚園生たち、ジョギングに勤しむ中年女性、今朝のテレビ放映を見て自転車で久喜からきた老人など、結構な人出だ。
週末のコスモスフェアに備えて、男性数名が、道端の雑草取りやゴミ拾いを行っていて、思わず「ご苦労様」と声を掛けた。
トラックターミナル横にあった立派な石のベンチで飲み物休憩。真っ青な空、白・桃色・濃い赤色の3色のコスモスを鑑賞しながら、健康で歩くことができる幸せを噛み締める。
県道・川越栗橋線を上古川橋で横断し、鷲宮中学校横を北上、新古川橋に近づくと、立派な鷲宮町役場が正面にそそり立つ。近々、隣接4市町村が合併し“大”久喜市になると、地元の江湖が教えてくれた。
役場の前にコンビニ・サンクスがあったので、昼食の買出しを行い、鷲宮神社へ続く商店街を行く。古くからの門前町らしく、食べ物屋などバライティに富んだ町並みだ。
背の高い林が見えてきて、テレビアニメ「らき☆すた」の美少女キャラが住む家と設定された関東最古の大社 ・ 鷲宮神社 の大鳥居がお出迎え。
(管理人注記: 初詣に行った人の報告ページを紹介します。
広大な敷地にバランスよく建物が分散していて歴史の古さと信仰の厚さを感じる。
早めの七五三を祝う家族連れの横を通過して、本堂に参拝、好天の継続を祈願する。
本堂の正面には、国指定重要無形文化財の鷲宮催馬楽神楽が舞われる古色蒼然とした神楽殿があり、平成19年に天皇・皇后両陛下がスエーデン国王と共に舞を鑑賞した折の写真がパネルで掲示されていた。
舞殿の壁に掛けられた数枚の額が、歴史の古さを証明している。
12時のチャイムがどこからか聞こえてきたので一旦、境内を出て裏側の林に行き、木漏れ陽が注ぐ草叢にシートを広げる。
先ずは、缶ビールで乾杯、乾いた空気と強い日差しのおかげで、本日も旨い。
江湖持参の韓国直輸入のカクテキや、左近家特製のほうれん草の胡麻和えなどヘルシーでおいしいつまみが出揃い、飲兵衛は2本目に手が伸びてしまうのもいつものことだった。
行く秋の行楽スケジュールの交換、囲碁の鍛錬状況、健康法などなど話題は尽きないが、ツマミがなくなったので神輿を上げた。
参道から葛西用水まで戻り、途中 郷土資料館に立ち寄ったが、祝日開館の振替で休館、コスモスロードを南下する。
気温が上がったためか、午前中と比べて花の咲き具合が一団と華やかに感じる。
人出も随分増えていて、祭り近しの気運が高まってきたようだ。
柳橋でコスモスロードとお別れし、キンモクセイの香りただよう住宅街を駅方面に向かう。さいたま栗橋線を歩道橋で横断し、JRの線路をくぐり、駅の東側に出ると大規模なマンション群が出現した。
駅横のダイエーをぐるっと一回りし、周りを見渡すが適当な店が見当たらないので、ビッグボーイに入店、生ビールと赤ワインで本日の総括を行い、帰途に着きました。(村谷 記)
このページのトップへ
コース
JR宇都宮線・東鷲宮駅〜河原橋〜古川橋〜資料館〜鷲宮神社〜(資料館は休館日でした)〜古川橋〜柳橋〜東鷲宮駅
<合計歩行時間 約2時間>
前のページへ 次の、松戸・山岡・村谷さんの谷川岳のページへ
※今日は農水省作成の疎水百選「葛西用水“東鷲宮駅コース”に準拠して歩きました。
※案内のページへ。
※コース地図のページへ。