★2009年10月18日(日)〜19日(月)「谷川岳」
<10月18日(日)谷川岳登山レポート第一日目>
青空が澄み渡った日曜日の午前11時、京王線・北野駅南口ロータリーに集合したのは、松戸・山岡・村谷の3名。
松戸車に乗り込み、八王子インターから高速に入る。目指すは水上インターだ。
がらがらの関越道を、慎重かつ快調に走って、先ずは軽い昼食のため、サービスエリアに立ち寄ると、なんと駐車場は9割方埋まっている。
食堂は家族連れや若者に老人夫婦で込み合っていて、高速道路代=休日1,000円を利用して、軽井沢アウトレットモールや手軽な家庭サービスに出かけるものと推定した。
花園、藤岡を通過するとほとんど車の姿がなく、午後2時過ぎには予定通り水上インターを通過する。
先ずは明日の足慣らしを兼ねて一の倉沢の下見を行うべく、谷川岳ロープウエイ駐車場まで来ると、休日とあって乗用車は乗り入れ禁止だった。
交渉上手の松戸が、バス駐車場脇のあきスペースを確保し、ここからは往復1時間ほどの山道散歩とする。
これまでは車での往復だった松戸&村谷両名と一の倉沢は初体験の山岡が、ゆっくりと今盛りの紅葉を見学しながら、何組ものはハイカーとすれ違い、のんびりと進む。時折小雨が降ってはきたが、木々がちょうどよい覆いになる。
マチガ沢を経て一の倉沢へ到着。本日は車が入れないため、風が来ない駐車場にはちゃっかりと数張りのテントが設置されていた。
沢の上部の3分の1ほどは雲に隠れていたが、見事な紅葉を堪能し、下り道を戻る。往きには気がつかなかった景色を発見できたのも、徒歩散歩のおかげと感謝。
まだまだ、沢山の観光バスや自家用車が列を成す中、余裕の我らはお先に出発。
再び列車の気配が全くしない土合駅の踏み切りを越えて、本日の宿・ホテル湯の陣の前まで来ると、きのこ屋が2軒あったので立ち寄る。ホテルに近い方の500円の天然(自然栽培)しいたけが特に魅力的だったが、明日にしてこれまた駐車場が満杯のホテルに到着したのが丁度午後4時だった。
1室3名@6,800円に満足してチェックイン。広々した和室で、先ずは、テレビをつける。4時で終わったはずの日本オープンが、何とプレイオフ中。
チャネルを女子に切り替えるとこれまたプレイオフと、1時間を堪能して大浴場に向かう。
夕方5時半まで日帰り入浴を受け付けているため、登山客も含めて結構入ってはいたが、広い浴槽と露天風呂で汗を流して明日に備える。
午後5時半からの夕食バイキング会場は、予想通り中高年客で賑わってはいた
が、テーブルを一つ確保し、豊富なおかずからツマミになるもの中心に沢山選択する。
瓶ビール2本と日本酒小瓶2本と、控えめなアルコールでたっぷりと食事を取り部屋に戻る。
山岡&村谷は、軽いツマミで早速対局開始。熱戦でかいた汗を流して早々に床に就く。明日が楽しみだ。
<10月19日(月)第二日>
一番遅く午前6時に目が覚めた村谷が窓の外を見ると、まさしく予報どおりの雲ひとつない快晴で幸先がよい。
せっかち3人組とあって、早々に身支度ができたが、朝食が7時半のため山岡の提案で昨日のコースを車で回ることにしたが、これが大正解だった。
数台の車とすれ違いながら、マチガ沢駐車場まで来ると、昨夕には隠れていた尾根まですっきりと晴れ渡っていて大いに感激する。
7時半の朝食は、夫々たっぷりと摂ってスタミナを養った。
宿で無料の谷川岳の水を補給し出発。
ロープウエー駐車場2階に車を止め、エレベーターで乗り場に上がる。
3年前に新装成ったロープウエーは、実に早くて静かで快適だった。
車窓から頂上の二つの耳が大きく輝いて見えた。リフトに乗り換える。
まさしく今が見ごろの標高1,500mの天神平で、天満宮に参拝し無事を祈願。
最初は少し昨夜の雨で岩が濡れているので慎重に進む。
下りに使う予定の分岐点から先が、いよいよ登山道になる。
平日ながら、われらと同じか少しかもう少し上の年代のグループが多く、お互いに譲ったり譲られたりしながら、松戸ー山岡ー村谷の順で慎重に登る。
避難小屋、天狗岩など数回の休憩を摂り、午前11時半に肩の小屋に到着した。
7年前にソーラー式に全面改装した小屋の脇にザックを置き、頂上を目指す。
トマの耳は、団体客で満員だったので、巻いて先へ進む。
オキノ耳で記念撮影。まだ足に余裕があったので、一の倉沢が見下ろせる鳥居まで行くことにした。
流石に空いていて、今朝見上げたマチガ沢の駐車場がはっきりと見下ろせた。谷川温泉にある浅間神社の奥の院にお賽銭をあげてから戻る。
今度はオキの耳を巻き、トマノ耳へ。ここから万太郎山への尾根道はじめ、昨年、一昨年と松戸&村谷等で登った燧ケ岳と至仏山まで遠望できた。
12時半過ぎに小屋に戻り、昼食休憩。風をよけて小屋の脇で、松戸&村谷が持参のバーナーに点火し、夫々オデンやウイーンナーを暖める。飲兵衛2名は缶ビールを取り出す。熱々のカップ麺で締めて、1時間弱の大休憩は終了。
両眼にしっかりと光景を焼き付けた後、下山開始。
慎重に歩を進めて2時間で下山終了。山岡兄、初登頂ながら見事でした。
大勢の観光客に混じってロープウエーで下山。
汗を流すべく昨夜泊まったホテル湯の陣に逆戻り。交渉すると無料で入浴O.K.とはこれまたラッキー。
再び露天風呂を堪能し、広い休憩所で食べきれなかったツマミを平らげて出発。
空いた関越道を快調に走って午後8時前には、北野駅にゴールイン。
恵まれた2日間に感謝して家路に着きました
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コース
2日目(10/19) 快晴
谷川岳駐車場=(ロープウエイ)=(リフト)=天神峠〜熊穴沢避難小屋〜天狗の溜まり場〜肩の小屋〜(谷川岳山頂、トマノの耳通過)〜谷川岳山頂、オキノ耳〜浅間神社奥の院〜トマノ耳〜肩の小屋〜天神峠分岐〜ロープウエイ=駐車場
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※今回の谷川岳山歩の報告が、松戸さんのブログに掲載されております。お読みください。