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★2009年9月29日(火)「自然ふれあい歩道、狛江駅〜和泉多摩川駅コース」

<狛江〜多摩川〜和泉多摩川コース、由緒ある社寺と多摩川の清流を巡って>

 曇天・微風のハイキング日和の小田急線・
狛江駅改札口に集合したのは、関根・左近・百石・山岡・田幸・村谷の6名。
 先ずは駅そばの
泉龍寺へ向かう。駅至近とは思えない広大な境内には、桜・松・イチョウなどの大木と、珍しい二層造りの鐘楼が目につく。
 本日の天候安寧と無事を祈願して、隣接する
弁財天の池に立ち寄る。仏像には珍しい写実的な姿にたじろぎながら、「和泉」の名前の起こりだった池を眺めると、鯉がのんびり。都市化の影響か、今はポンプで給水しているという。

 畑が目立つくねくねした道を清掃車と併走しながら進む。一旦、バス通りに出て、コンビニで昼食の買出しを済ませてから、
むいから民家園に入る(入場無料)。藁葺き屋根に使う麦わらをむいからというらしい。
広々した土間や懐かしい?竈などを見学して、隣接する
西河原自然公園へ。

 せせらぎの横のベンチで飲み物休憩。それにしても駅近くに緑が多く環境に恵まれた街だと一同感心しきり。
 和泉小学校前の交差点を渡り、
兜塚古墳へ。直径36m、高さ5mの円墳が、きちんと保存されていた。
 小学校の敷地を半周して、
伊豆見神社へ。平安時代の創建だが天文19年(1550)の洪水で現在地点に移転したという。ここもケヤキなどの大木がそそり立った広大な神社だ。
 家並みの庭先に見落としそうな
万葉歌碑がある。「多摩川に さらす手作りさらさらに 何ぞこの児の ここだ愛しき」とあり、当地が麻の原料であるカラムシの産地だったことが判るそうだ。

 水神橋前信号を横断して、
多摩川の河原に出た。熱心な釣り人が数名いる他には、犬連れ散歩の中年男性くらいで静かだ。
新東京百景に選ばれた
狛江の五本松で、昼食休憩とする。
 大きなシートを2枚広げ、持ち寄ったツマミを並べていざ、乾杯。適温・心地よい川風・気の置けない仲間が揃って、本日もビールが旨い。
 関根お手製の豚肉のたまねぎ炒め、左近家の烏賊煮と金平ごぼうはじめ豪華なツマミ揃い。村谷がバーナーで暖めたおでんも加わる。

 大休憩の後、川に沿って南下、
多摩水道橋(世田谷通り)と小田急線を潜り、雨がぱらついてきたので和泉多摩川駅方面に左折する。
 商店街すぐ横にある
玉泉寺で本日の無事を感謝する。
境内には市・天然記念物の菩提樹が堂々と茂る名刹だが、ここも洪水で移転した歴史があるそうだ。

 時刻はまだ午後1時だが、商店街の蕎麦処・
丸屋に入り、本日の反省会を行う。
隣に地元産野菜を売っている店・
八百修があったので、夫々キュウリやナスなどを、持てる範囲で買い物をしてから帰途に着きました。(村谷 記)


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 コース
  小田急線・狛江駅〜泉龍寺〜弁財天池〜むいから民家園〜西河原自然公園〜兜塚古墳〜伊豆美神社〜万葉歌碑〜多摩川〜多摩川五本松〜多摩川緑地公園〜玉泉寺〜小田急線・和泉多摩川駅
   <合計歩行時間 約2時間30分>

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   ※小田急沿線自然ふれあい歩道「狛江駅〜和泉多摩川駅コース」のページへ。 準拠して歩きました。 
 
      …小田急のページは削除されましたが「meseta」さんのページに転載されていました。


コサギ ↑

釣り人 ↓

さんぽ