★2009年5月15日(金)〜16日(土) 「雲取山」
※今回の山歩を松戸さんがブログに掲載しましたので、ご覧ください。
<5月15日(金)雲取山第一日(高尾〜鴨沢〜雲取山荘)>
引切り無しに東京方面に向かう通勤客の流れからは取り残されたように、京王線・高尾駅改札口に近接するグルメシティ(旧ダイエー高尾店)前に、午前7時30分に集合したのは、登山姿の松戸・関口・村谷の3名。
松戸車に乗り込み、奥多摩方面に向かう。朝の通勤ラッシュをできるだけ回避し、松戸の巧みなハンドル捌きで、梅ヶ谷峠を越えて吉野街道へ。
街道で最後のコンビニであるセブンイレブン古里店で、トイレ休憩を兼ねて昼食用の買出しを行う。
青空がいっぱいのドライブは快適だ。新緑の奥多摩湖を半周し、ここから山梨県の標識を越えたところが鴨沢のバス停だ。すぐ前の駐車場に、ジャスト1台分のスペースがあって、幸先がよい。
下山後の入浴着替えなどをトランクにしまっているところに、奥多摩駅から始発のバスが到着、優越感に浸る。
いよいよ2日間の長丁場の始まりだ。標識に従い緩やかな坂道を上がる。
少し先に登山道に折り返す小さな標識があり、先人のレポートで注意喚起され無事に左手に折り返す。工事中の部分があったが、作業している方に中断してもらい、山道に入る。
左手下の空き地が元の小学校らしく、駐車スペースが10台ほどあったが、あまり知られていないらしく車の姿がなかった。
青空とそ光をやさしく遮る木立に囲まれたゆるやかな山道を登ってゆくと。さわやかな空気が自然に身体を満たしてくれる。
西鴨沢方面からの上り道?は発見できなかった。
早くも下ってくる登山者とたびたびすれ違う。
足元は落ち葉でふわふわ、頭上はブナやナラの木が強い日差しを遮り、目の前には新緑の絨毯と、これ以上のロケーションは望めない贅沢さだ。
きわめて緩やかな傾斜が続き、この調子では標高500mから、2,000m超までいつ着くのかと心配になるほどだ。
最初の水場に着く。小さなグラスがあったので、夫々山の清水を堪能する。
下ってくる登山者に、昼食予定の堂所の場所を確認するが、明確な回答を得られないまま、それららしき場所に着き、狭い尾根道にシートを広げた。
松戸村谷がバーナー持参だったので、山では贅沢な昼食を終えて、5分ほど山道を登ると、公的な広場があった。
マムシ岩から少し傾斜がきつくなるが、高尾山ほどでもない。
七つ石山方面に向かい、標高1,530mの小屋脇で休憩する。
すぐ先の水場で補給し、そのまま景色に誘われて気がついたらブナ坂の分岐だった。
先客と雑談し、カラマツ坂を上ると素泊まり客で人気の奥多摩小屋。5分下の水場に行く泊り客を尻目に、われらは奥多摩の2山(三頭山、御前山)の後姿を堪能した。
初めて本格的な小雲取山の登りをこなすと目の前30分で雲取山だったが、本日は巻き道を選択し、1830mの雲取小屋へ下山する。
皇太子が宿泊いされていっそう食事と設備が充実した?個室に、練炭の
コタツつきの部屋で午後8時、就寝して明日に備えた。
<5月16日(日)雲取山第二日目>
前夜の山小屋の食事は、午後6時からだった。
我らの特権を活用し、松戸兄が金曜日夜の宿泊を手配していただいたお蔭で、 本日は200名収容のところ50名弱とあって、3名で8畳の個室を、練炭のコタツと、羽布団プラス使い放題の毛布で占領できました。
夕食は、ハンバーグとトマトサラダ、お替りありのどんぶりご飯と盛り沢山だったが、部屋での宴会?に備えて早めに戻った。
一番早寝の村谷が8時前に持参のウイスキーが効いて沈没したので、消燈の8時前には全員沈没して、翌朝5時まで静かな一夜を過ごすことができた。
朝食も写真にあるとおり温泉旅館並みで、村谷は早速お替りしていた。
命が延びるという名水を夫々整備して、いざ出発。
昨日とはちがって高山特有の霧がかかっていたが、30分ほどで頂上に到着して記念撮影。東京都最高峰の登頂を祝いあう。
立派な避難小屋を鑑賞し、岩場を下る。昨日の長いが安全な尾根道とは対照的だが、しっかりとした伝統的な下山道だった。
三条の湯まではなかなかの下りだったが、近郊のハイキングコース並みというのが独断たった。
12時からの入浴では間に合わないので、トイレ休憩の後林道へ。土曜日しか宿泊できない現役諸君とすれ違いながら、長い、長い林道を下りやっとお祭りバス停へ。
松戸車で奥多摩駅に向かい、空いた日帰り温泉で長丁場で酷使した足を癒して帰宅した。
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