★2009年4月14日(火) 「小手指駅から、トトロの森へ」
曇天・無風の西武池袋線・小手指駅改札口に集合したのは、左近・山岡・酒井・田幸・村谷の5名。
北口バス停から所沢キャンバスに通学する大勢の早稲田の学生諸君とは反対側の南口からスタート。
本日はたっぷりツマミがあるとの事前報告があったので駅前で飲み物だけ買い足し、自転車が二重に重なって駐輪している線路沿いの道を西に向かう。
先週まで咲き誇ってい桜の花びらがひらひらと舞い散る道の先に、咲き続けている菜の花が、甘い香りでお出迎え。
左近&酒井によれば、武蔵野台地は例年この時期に強い風が引き起こす砂嵐に悩まされるそうだが、本日は微風でその気配はない。
朝の天気予報によれば降水確率が高いそうだが、今のところは晴れ男達が優勢のようだ。
ひっきりなしにすれ違う同年輩の散歩者たちと挨拶を交わし、庭に咲く花桃を観賞しつつ、463号線を誓詞橋交差点で横断した。
最初の立ち寄り先は、2階建ての立派な建物の 所沢市立埋蔵文化財調査センター だ。
1階に3名、2階には十数名見える職員数に驚きながら、古墳時代からの豊富な展示物を見学する。
とりわけ一同が驚いたのは、凡そ1万年以上前に、数百キロ離れた場所でしか採掘されないはずの黒曜石製品が数多く出土していたことだった。
また、関東地方しか生息していない国の天然記念物・ミヤコタナゴの水槽も一見の価値ありです。
トイレをお借りした後、隣接した小手指ヶ原古戦場の碑 と 白幡塚を見学して、新田義貞の奮戦振りに思いを馳せる。
時刻も程よいころとなり、北野総合運動場で昼食にするつもりだったが、生憎入り口が遠いようなので、北野天神社へ先行する。菅原道真公の5世が祭祀を司ったという、重々しい社殿に参拝し、駐車場の片隅に適当な空き地があったので店を広げた。
左近夫人お手製の烏賊のバター炒め、酒井農園特産のハヤトウリの粕漬け、山岡定番の板わさなどなど、弁当が食べられないほどのツマミと豊富な?飲み物で大いに盛り上がり、ちょっとぱらついた雨など吹き飛ばしてしまう。
1時間ほどの昼食タイムを終え、 武蔵野33番札所の12番・全徳寺 (「猫の足あと」さんのページ)を参拝。
次に、立派な鉄パイプが盛りの時期の壮麗さを偲ばせる藤棚がある藤森稲荷も参拝して、 トトロの森・1号地 へ、新緑が目に沁みる。
堀口天満天神社で参拝、狭山湖の堰堤下から桜並木を上り詰めると、ここも緑一色の木々に縁取りされたの 狭山湖 の湖面がお出迎え。しばし休憩。
予報どおり雨がぱらついてきたので、傘など差しながら湖畔の堰堤上を南下する。
犬を三匹も連れた若い夫婦?の散歩姿を見下ろしながら、国の重要文化財が勅額門・丁字門・御成門と3つもある 狭山山不動寺 に参拝するころには雨は上がった。
さらに弘法大師開山とされる 武蔵野33番札所の13番・金乗院放光寺(山口観音) を参拝して、本日のまずまずのお天気のお礼を申し上げ西武球場前駅にゴールイン。
案内道標完備の歩きやすい、雨をかわした8kmほどの散歩+学習を終了しました。
なお、飲み足りない4名??が所沢で途中下車し、日高屋で打ち上げた次第。(村谷 記)
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コース…西武鉄道 「トトロの森を歩こう、コース 1 」準拠
西武池袋線・小手指駅〜所沢市立埋蔵文化財調査センター〜小手指古戦場跡〜北野天神社〜全徳寺〜トトロの森1号地〜堀口天満天神社〜狭山湖堰堤〜狭山不動尊〜山口観音〜西武球場前駅
<合計歩行距離 9.1Km、歩行約2時間半>
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