★2009年2月7日(土) 「秦野、頭高山」
快晴・微風の小田急線・渋沢駅改札口に集合したのは、山岡・村谷の2名。
改札口前の小田急マートで昼食を追加購入し、いざ出発。
久々の散歩日和であるが、来週12・13日の安房旅行の最終打合せの時間を取るため、震生湖行きは省略して、07年1月21日に山岡・清水・村谷が辿った渋沢駅までの周遊コースに短縮して、温泉行きを早めることで一致した。
先ずは、駅南口ロータリーから最も近い曲松の馬頭観音に向かい、本日の天候の継続を祈願する。
本日の最高地点である頭高山(ずっこうやま)までは200mほどの標高差を登ることになるが、小田急電鉄のHPに従い線路沿いに西へ向かう。
土曜日なのに中高年ばかりで若者の姿がさっぱり見当たらない小田急テニスガーデン脇から急な坂道を登り、千村5丁目の標識が出てきたところで住宅街へ右折する。まだ畑が残る緩やかな坂道からは、コンディションがよければ富士山が眺望できるという。
土手に突き当たり左折するとお馴染みの道祖神が出現したが、何故か赤い文字で「道祖神」と描かれていた。
紅白の梅が咲き始めた住宅の庭を左右に見ながら泉蔵寺に到着。文明13年(1481)開創の古刹で石像十王像があるはずだが、境内が大改修中だったので見学を諦める。
大慈悲聖観世音菩薩像の前で頭高山の標識に従い坂道を上がる。
白山神社にある推定樹齢600年の大杉2本にもお参りして、どんどん山道を登る。途中で、40年間渋沢に住んでいながら、初めて頭高山に登頂するという不思議な老人と遭遇して、丹沢の山並みが一望できる見晴台に到着。地元ライオンズクラブ起草になる写真付説明版で、名前を確認する。
神山滝を探訪する本格的な装備の10人グループとすれ違い、本日は左回りで頂上に到着すると、前回は作業中だった広場がすっかりと整備されていて、真新しい標高303mの標識と、山のいわれを書いた表示板がお出迎えしてくれた。
少し早いが、後のスケジュールを考慮して早めの昼食にする。
頂上の東屋は後のグループに譲り、少し脇の広場にシートを広げて店開き。
先ずは定番のビールで乾杯、低山とは言いながら、結構な急坂のおかげで本日も甘露、甘露。山岡定番の板わさ・沢庵に、安房旅行に持参するイカげぞの酢漬けを試しに持参したが、真に結構と両者の見解が一致した。
村谷がバーナーで炒めたチキンチャーハンもまずまずの評価で、最後はお互いに熱いカップ麺で〆ているところに、20名の女性中心の一団が登場し、厚かましい(失礼)感想を述べたが、われらも慣れっこでお返しした。
みこしを上げて八重桜の坂道を下り、簡素な雁音神社脇で一息いれ、道標に従い、一目散に渋沢駅へ向かう。
駅そばの白笹稲荷神社の境内では、氏子関係者が昨夜のお祭りの後片付けをしていたが、我らは本日の無事に感謝して駅に向かう。
小田急線で3駅東上し、午後1時半、 弘法の里湯 に到着、ほどよい込み具合で半日の疲れを癒しながら、迫りくる安房旅行の打ち合わせを入念に行って散会した。(村谷 記)
村谷は明日8日も日光街道を、吉田兄と春日部から幸手まで歩くと。
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コース
小田急線・渋沢駅、標高:約180m〜(25分)〜渋沢中学校・渋沢丘陵登山口〜(10分)〜峠隧道上、頭高山登山口〜(30分)〜頭高山、標高:303m〜(30分)〜渋沢丘陵〜(60分)〜震生湖〜(20分)〜白笹稲荷〜(30分)〜小田急線・秦野駅
<合計歩行時間 約3時間半>
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※秦野市観光協会作成「頭高山コース」のページへ