昨夜来の雨が上がった小田急線・鶴川駅北口改札前に集合したのは、吉田・山岡・田幸・村谷の4名。
慌しく登校する和光大学の学生諸君に混じり、先ずは鶴見川の川辺に着く。水源が近い上流部とあって、流れがきれいで水鳥たちも気持ちよさそうに水浴びしている。
すれ違う自転車の台数も、都心部とは違って少ないのは歩きやすい。
吉田の調べで真言宗の名刹「華厳院」に立ち寄り、般若心経を唱え、本日の天候を祈願した。
境内に聳え立つ黄葉みごとな大銀杏を鑑賞した後、すぐ先右側、歩行者専用になっている野津田公園東入り口から上り坂に入る。
拡幅工事中らしく、等間隔に目印の杭が打たれていたが、関係者の姿はない。
結構な急坂を上り詰めると見晴らしが開けた。左手には私有地が続き、その上はもう公園の草むらだった。
今度は一転して下り坂になり、陸上競技場脇のの車道に出る。
中央駐車場横の、丁度12時を示す大時計の下を抜けて、芝生広場の大きなベンチを発見、これは手ごろな場所があったと昼食休憩にした。
周りにいたのは、幼稚園児+保母さんと暇そうな老人たちだけというのも、見慣れた風景だ。
夫々持参したつまみを広げて先ずは乾杯。年末年始の行動予定などを肴にいつものように盛り上がる。特に、吉田夫人お手製の牛肉時雨煮と山岡定番の板わさには、あちこちから手が出てきて直ぐに売り切れになった。
大休憩後、公園の西出口そばにある小野路一里塚へ向かう。古代東海道と大山街道との交差点だったという往時の盛況ぶりは窺えないものの、道の両側の小高い塚が、想像力を掻き立てる。
宿場の中心だった小野神社に参拝し、小野路バス停から山道に入る。
所々に田畑があるだけで、澄み切った空気と静けさ一杯の散歩道を、今が盛りの紅葉をたっぷりと鑑賞し、再びバス道に出た。
扇橋バス停横から、小山田緑地・本園に入場する。
晴天ならば丹沢の山々から富士山まで見晴らせるというみはらしの丘はカットして、トンボ池を目指して歩き出したが、打ち上げ場所の思案に耽りすぎて大泉寺の山門に来てしまった。
小野路城跡だったという名刹で壮麗な山門や本堂などで目の保養をして、再び緑道へ引き返す。
東京国際CC沿いの尾根道を、ゴルファーたちのプレイを他人事の気楽さで論評したり、最近ホールインワンを成した方々の話しをて歩いているうちに、左手に大妻女子大が見えてきて、午後3時、唐木田駅にゴールインした。
打ち上げ場所の都合で、電車で多摩センター駅に移動、多摩カリヨン館7階の「そば居酒屋・ 鬼や 多摩センター店」に入り、再びビールで乾杯した。
村谷がネットで見つけ、印刷・持参したクーポン券で、焼酎1本(720ml)がサービスとなり、本日参拝してきた寺社の霊験のあらたかさに感謝して散会した。(村谷 記)
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コース
小田急線・鶴川駅北口改札〜鶴見川遊歩道〜野津田公園〜小野路一里塚〜小山田緑地〜小田急線・唐木田駅
<合計歩行距離 12Km+α、歩行約3時間半>
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★2008年12月2日(火)「鶴川駅から、鶴見川遊歩道〜野津田公園〜小山田緑地〜唐木田駅」