春めいた三浦海岸駅前は丁度見ごろの河津桜が満開間近、この桃色花の下に、滝澤・山岡・池田・田幸・村谷の5名が集まった。
村谷から提案があり、今日の天気予報では風が強くなるので、予定の「三浦・岩礁の道」 は危険、
調べてきた「首都圏3時間ハイキング⑤ 神奈川歴史めぐり⑤ 三浦半島南下浦、金田から菊名へ」(七賢出版、神奈川県自然観察指導員協会編)j準拠コース+花見への変更提案があり、全員異議なく、決定。
剣崎行きのバスに乗り、海岸では、明日の「三浦市民マラソン」の準備が行われていることを視察しながら15分ほど、小浜バス停で下車。
ちょっと戻った人家の間の道を登り、庚申塚を見送り台地の上にあがると、三浦特産のキャベツや大根畑が広がるのどかな風景。
案内本の文章に従い「…とがり配水池(銀色円筒タンクの給水塔)の脇を通り、少し下りてみる…」とまた人家群から海岸が近づいて…。
これはオカシイ?だいぶ下りてみると、水と梅花・桜花・菜の花を携えた墓参に行かれると思しき、通りかかりのおばさんがおられた。
次の目的地=福寿寺への道を尋ねると、右手の急坂を登れと。自分も途中まで一緒に行くと。
「“…脇を通り”そのまましばらく直進し“少し下りてみる…”」のが正しかった。
おばさんは、元気に急坂を登って行く。途中の墓でお別れし、先ほどの給水塔から300mほど東南の台地に出た。
関東タンポポ、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウなどの野の花、火力発電所の4本煙突のある久里浜あたりの東京湾風景を楽しみながら、細い道を少し下り、福寿寺到着。
※福寿寺の写真と解説が載っている「Deep City YOKOSUKA」さんのページへ
聖観世音菩薩さまに、本日の無事をお願いし、平成6年建立の西堀栄三郎、植村直巳、多田雄幸3名の冒険家の顕彰碑 “夢”の文字入り の前で冒険談義。
本堂前の急階段を下り、海岸へ出て、強い潮風をあびながら、ワカメ干しや地引網を引いている漁民の仕事を見学して、 三浦義村 の墓へ。
山腹に横穴があいている 「やぐら」 と呼ばれる墳墓群が見られる海岸から、また谷戸の中の道を進む。
小高い丘の上の丸山神明社へ参り、強風の止む事を祈る。
この丘に登る途中のブロッコリー畑の横に、景色良く、風がこない、日当たりの良い昼食適地があったので、少々昼には早いが、ここで開店、乾杯、村谷が湯をわかして、ラーメンづくり。
軽い食事とつまみで小1時間ののんびりおしゃべりタイムを終え、畑道を進むと、“昔は海からスズキが上がってきたということでその名がつけられた” 鈴ノ川、細い流れの河岸左側は菜の花?黄色い帯になっている。
小さな橋から写真をパチリ。
クチョクチョと畑や住宅の中の道を経て、丘を登り、三浦海岸霊園入口看板から道&階段を下って、霊園事務所に到着。トイレをお借りし、小休止。
谷戸を下って、ビニールハウスでイチゴ狩りをする家族連れをほほえましく見て、水間さま(水間神社)の前から菊名の市街地裏、マホロバマインズの南側の道を上がり、京浜急行の線路横に至る。
線路脇に河津桜や菜の花やスイセンが植えられ、提灯が吊るされ、地産の農作物、草餅・団子・和菓子類、魚や海草の乾物などを売る屋台も出て、桜まつり開催中。
ここの河津桜は、まだ幼木が多く、こちらが健在なら…成長を楽しみにしよう。
小松ヶ池傍で折り返し、本日のメインイベント:打ち上げ場所の「海鮮・三浦海岸店」に。
店は花見客?で大繁盛。
15分ほど待ち、ボックス席に落ち着く。
マグロ・キモ付きカワハギ・アジ・メトイカ・松輪?サバ・タチウオ・タコ・ホウボウ・アナゴ・クロムツなどなど美味しい地魚中心の刺身や寿司をたんとたんと食し、お酒をたんとたんと召し上がって@¥2,500也。
駅前の春爛漫、桜花の下の屋台で、干物などお土産を求め、空いた電車で帰りました。
今日のさんぽ道にまた行こうとしても、同じ道順では歩けないでしょう。
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コース
京浜急行線・三浦海岸駅=(バス、約15分)=小浜バス停~金夆(とがり)配水池~(10分)~寿福寺~(10分)~三浦義村の墓~(20分)~丸山神明社~(キャベツ&大根畑の丘陵や霊園、市街地を1時間30分)~河津桜の並木、三崎口駅と三浦海岸駅間の京浜急行の線路に添って、小松ヶ池公園を中心とする遊歩道~(20分)~三浦海岸駅
<歩行時間 2時間半程度>
※「三浦市観光案内」のページ ⇐ 2月には開花状況が掲載されます。
※「花の家」さんの「河津桜咲く 小松ヶ池公園」
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★2008年3月1日(土) 「三浦半島・南下浦、河津桜鑑賞」