★2007年1月9日(火) 「神田川・下流部(中野富士見町〜飯田橋)」
文字通り雲ひとつない青空の下、東京メトロ・丸の内線・中野富士見町駅に集合したのは、菅野、吉田、滝澤、田幸、村谷の5名。
先月の上流部に引き続き、富士見橋から飯田橋までの新年散歩を果たした。
中野新橋までは川沿いが私有地になっているので、すぐ横の路地を進む。
吉田がプリントアウトした橋中心の歩行距離入りの見取り図を参考に、夫々の年末年始の出来事を披露しながらのんびり歩む。
中野新橋駅からは川沿いの遊歩道が完成している。川面を覗きこむと、水量が意外に多く、青首も1匹だけ混じった鴨のグループがえさ取り中。
川沿いには戸建てに加え、マンションが目立つのも都会ならではだ。植栽もよく手入れされ、陽だまりが心地よい。
1時間ほど歩いたところの公園で、最初の休憩とする。公園には「神田川」の歌碑があったが誰の筆跡なのかは不明だった。
花見橋あたりからは、新宿の高層ビルが見え始めるが、知らない建物が増えていて、東京の発展?ぶりを痛感する。
淀橋で青梅街道を横断し、桜並木を見ながら先へ進む。
塀の上で昼寝をする猫も気持ちが良さそうだ。
冬桜(ジュウガツザクラ)に加えて、早くも菜の花が咲いていた。
線路際、日本閣跡地に33階建てのマンションが建設中の中央線・東中野駅の東側を通過し、小滝橋で早稲田通りに行き着く。
折りよく「いなげや」があったので、昼食の材料を買い込む。
その先から少し坂を上がり、川筋から離れて、落合中央公園に着き昼食休憩とする。ここは、東京西部地区の各河川に水を供給している下水処理場の上に建設された公園で、夜間照明つきの野球場やテニスコートも完備しており、家族連れや若者が昼休みを楽しんでいた。
例によって、豊富なつまみと飲料を出し合い、シートに座り込んで大休憩。腹ごしらえも充分にして、いざ出発。
下落合で西武・新宿線を渡ると、すぐに高田馬場駅横だった。
高戸橋で明治通りを横断し、このコースで最も人気が高い江戸川橋までの両岸桜並木を進む。
面影橋で都電を見送り、椿山荘に隣接する新江戸川公園に入る。職人さんが冬支度で忙しく働く中で申し訳ない気持ちで、のんびりと散策する。
池の周りの雪つりの縄を張った木々の様子が、金沢の兼六園に似ていると感じた。
再び川沿に出て、江戸川公園には早くも紅白の梅が咲いていた。
ここからも、神田川沿いに、帰りの足場の良い飯田橋駅まで歩き、夕刻に予定のある長老と、暴風雪の志賀高原スキーで転倒し、ゴーグルで目を打ち目医者へ行く田幸を除く3名が、駅近くの店で打ち上げを行った。(村谷 記)
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コース
東京メトロ丸ノ内線・中野富士見町駅〜青梅街道・淀橋〜JR・東中野駅付近〜小滝橋〜西武新宿線・下落合駅付近〜JR・高田馬場駅付近〜明治通り・高戸橋〜都電・面影橋停留所付近〜新江戸川公園〜江戸川公園〜有楽町線・江戸川橋駅〜JR総武線など・飯田橋駅
<全長約11km>
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