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★2006年11月11日(土) 「西吾野」

 久々に天候が崩れ午後から雨の予報。それでも8時6分の西武・池袋駅発・快速急行、三峰・寄居行きには、ハイキング客がちらほら。

 
西吾野駅に集合した滝澤&村谷コンビは、ぬかるむ小床からの急斜面を避けて下山予定の芳延方面へ転戦し、もみじ祭を来週に控えた東郷公園を散策し、早めにあじさい館に入ることとした。

 高麗川に沿って、299号線を吾野方面に戻り、赤と黄色の幟がはためく
東郷公園入り口から、子の権現の参道を登り始める。
既に朝参りを済ませたおばあさんから、「これから権現さんに行くのかい」と尋ねられ、あいまいな返事をして先を急ぐ。

 雨はすっかり上ったが、雲が山を覆っている。川の水は澄んでいて、不動の滝の水量も多くはない。

 
浅見茶屋が営業中だったので、味噌田楽とトコロテンを注文。
屋外にあるベンチで早めの昼食とする。缶ビールで乾杯し、滝澤手作りの新米おにぎりに辛子明太子をつまみに休憩。
女将さんによれば、紅葉はほぼ例年並みで来週以降が見ごろという。

 これから子の権現を目指す男性4人組みを尻目に、さっさと下山する。18日・19日が祭り本番の
東郷公園入り口の写真展を覗き、紅葉真っ盛りの状況を目に焼き付けた後、参道の階段を上り始める。
当然、入り口にある杖は使わない。東郷元帥自身が除幕式に立ち会ったという大きな銅像の周りは、一面のもみじで一見の価値あり。

 雨がぱらついてきたので、秩父御岳神社の本殿への参拝は見送り、再び西吾野方面に299号線を戻る。
8割がた駐車場が埋まっている
奥武蔵あじさい館 に到着。
60歳以上 400円 の日帰り入浴を申し込み早速ドボン。
昼近いせいかがらがらで、広い露天風呂を二人占めして、疲れた?手足をゆっくり伸ばす。

 空いている大食堂で、とんかつと刺身をつまみに生ビールと地酒で打ち上げし、送迎バスで
吾野駅から帰宅した。(村谷 記)

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