7月22日というのに、梅雨が明けないばかりか、九州はじめ各地で土石水流被災続発の今朝、小雨の高尾駅の乗換改札に松戸・山岡・田幸・村谷が集合。
秀麗富嶽の展望台の二十六夜山行きはあきらめ、終日“曇り”の予報を信じ、近場で、松戸・山岡両兄には初めての山、石老山に転戦決定、相模湖駅で下車、雨は止んでいた。
まだ夏休みになっていない大勢の帝京大学生、 少数のピクニックランドに向かう夏休みに入った小学生とその親たちで満員の、 帝京大学経由三ケ木行き
神奈川中央交通バス を2台見送り、3台目に乗り込み、石老山入口バス停へ。
バス停のすぐ手前に、石老山の大きな地図入りの案内看板が立っており、事前学習の上、出発。
道標完備の車道(女阪)を相模湖病院まで進み、ここから、男阪に入り、山道となる。
山岡を先頭に進む登山道には、水が流れ、沢 状態のところが多い。
滝不動からの滝、沢からの水だった。
ところどころに滝不動、屏風岩、仁王岩、力試岩などと名付けられ、伝説?の説明板が設置された 奇岩、巨岩があるところで、小休止。
女阪と合流、石老山 顕鏡寺の山門前到着。
ご本尊の観世音菩薩に安全祈願し、下界を眺めても、もやのなかにうっすらと…
境内には青い小さな銀杏の実が落ちている銀杏の大木も。
その左の、なんとかいうお坊さん2名が住んでおられたという岩窟を覗き、再び山道へ。
大天狗岩、鏡岩、小天狗岩、擁護岩=岩の下に飯縄権現神社が鎮座、などの奇岩、巨岩が点在、小休息。
汗をかいても蒸発しない、ミストサウナか汗蒸幕(ハンジュンマク)?
最後の奇岩、四方八方見晴しが良いという八方岩から、見えるのは霧、靄にかすんだ景色…。
ここで軽快に登ってゆく夫婦連れに抜かれ、あっという間に見えなくなった。野島夫妻同様、この山でアルプス登山のトレーニングかも?
その上の融合平展望台からの展望も霧と靄。
途中に、真っ赤なタマゴタケがありました。帰宅後、松戸兄が調べると食用可とのことで、教えていただきビックリ。
…秋に信州地区で見かける、同じような赤い艶やかなきのこに猛毒の「ベニテングダケ」があります。傘の部分に白い斑点がありますので、ご注意くださいね!!
※『八王子のきのこ』さんのページへ
尾根道からひと登りで、雲上いや雲中、もやもやしたもやの中の石老山・山頂。
ここは、目前に蛭ケ(ガ、ヶ)岳など丹沢の山々や、富士山、さらには南ア・北岳、農鳥岳、間ノ岳も見える筈、なれど…(/_;)(>_<)
椅子とテーブルのうちの1組を拝借し、お昼ごはんにしましょう。
まずは、ビールで乾杯。もちよりの美味しいお肴でCommunication.
We have a nice conversation.
夫婦連れや、単独のハイカーが数組登ってきては、開店。
こちらは、おなかを膨らませて閉店。
山頂標の杭の横のテーブルの男ひとりさんにお願いし、ハイ、キムチ(^^♪
アップダウンを何度か繰り返し、30分ほどで東海自然歩道 大明神展望台に到着。
相模湖、中央高速はかろうじて認められるが、背後の陣馬山,生藤山や新宿の高層ビルは見えません(/_;)
あとから来たご夫婦にベンチを譲り、下山開始。
展望台下にある東海自然歩道の案内板の横に、大輪の山百合がきれいに咲いていました
ひたすら ザラメ状の、砂礫の多い急坂の下山道を、冷や汗をかきかき、降りて行く。
下って、沢に出たところに年代物のバンガローが点在するキャンプ場の炊事場で汗をぬぐっていると、ハイシーズンを迎えるに当たり、沢の向こうで草刈りをしていた管理人がわざわざこちらに現れ、“煮炊き&飲食禁止、ゴミは持ち帰るよう”言い渡された。
キャンプ場を出ると、箕石橋、舗装した車道になる。
道なりに、厳重に有刺鉄線で二重に囲んだ竹林(タケノコ林)などに沿って下って、渡し船の乗船場を経て、山百合がきれいに咲いた石垣を回り込むと、ピクニックランド前バス停。
1時間に2〜3本のバスの発車 4分前(^^♪(*^_^*)
バスは相模湖大橋を渡り、湖岸から坂道を登って、相模湖駅到着。
駅から20歩、Rハイキングクラブ、師匠や なっちゃんたち ご用達しの改・新築された「かどや」で打ち上げとする。
先客ハイカー5名が座敷でほぼ出来上がり状態です。
まずは生ビールで乾杯!雨に降られずの登・下山に感謝。
枝豆、サバ煮、お新香などに寶焼酎のロックでやっていると、続々と後客入店。
20名ほどにはなった。全て、ちょいと汚れた靴のハイカーばかり。
上りの電車時刻を確認して、発車5分前にお開き、〆にしました。
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コース
中央本線・相模湖駅〜(バス 約8分)〜石老山入口バス停:標高約320m〜(30分)〜顕鏡寺〜(1時間10分)〜石老山:標高694m〜(大明神展望台経由1時間10分)〜箕石橋〜(20分)〜ピクニックランド前バス停〜(バス 約7分)〜中央本線・相模湖駅
<歩行時間
約3時間10分>
当初予定のコース =二十六夜山
富士急行線・都留市駅=(タクシー約20分)=道坂トンネル登山口:標高約1,000m〜(1時間20分)〜今倉山:標高1,470m〜(40分)〜赤岩:標高1,450m〜(1時間)〜二十六夜山:標高1,297m〜(1時間50分)〜「芭蕉
月待ちの湯」=(タクシー、バスまたは送迎車約15分)=富士急行線・赤坂駅または都留市駅
<合計歩行時間 約4時間50分>
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