★2006年6月4日(日)「ニノ塔〜三ノ塔〜烏尾山」
秦野駅前8時55分発ヤビツ峠行きバスは、ほぼ満員で、その中に清水&村谷コンビが今日も乗り込んでいた。
常連の滝澤は田植え、田幸は従兄弟(享年65歳)の葬儀で不参加とはやや寂しい。
40分ほどで順調に峠に到着。
大山に向かう一行と別れて、2人は広い県道を富士見茶屋に向かう。前からも後ろからも車が何台もすれ違う。
茶屋の前から左折し、しばらく進むと山道に差し掛かる。かなりの傾斜だが、ジムで鍛えた清水と、昨日千葉の田んぼのあぜ道で訓練した村谷は、鶯や名がわからぬ鳥の声に励まされて、順調に登りつめる。
途中で、係争の若者4名に道を譲ったが、休憩中に抜き返した。
二ノ塔に着いたが、依然として雲に覆われ視界が利かない。三ノ塔の広い頂上では、大勢のハイカーが昼食休憩中だった。
11時を過ぎていたので、我々2人も大休憩。先ずはコンロに着火し例のキスのみりん干しをあぶりながらの、カンビールが堪えられない。
通り過ぎる人の視線がきつく感じられた。しばらくして、檜塔の岳や檜洞丸の稜線がやっと見えてきたので、記念撮影し下山にかかる。
当初は三ノ塔(菩提山)尾根を下る予定不だったが、ついつい隣の烏尾山(1,136m)向かってしまった。鎖場が続くきつい尾根を通過し、山荘に着くと可憐なコケリンドウの花を発見して寄り道の甲斐があったと、納得した。
下山路は最初のうちこそやさしい土の道だったが、いつのまにか急傾斜の岩場が続き、結構難渋する。誰も来ないだろうと思ったのに、ベテランらしい人と二人もすれ違い、丹沢の奥深さを感じる。
ようやくキャンプ場につくと、何台も車が止まり、バーべキューの最中だった。ここからは舗装された山道が延々と続く。途中で大きな荷物を背負った女性ハイカーに抜かれたのは、初めての経験だった。
人であふれている大倉バス停から15分で渋沢駅に到着し、早速「いろは食堂」に乗り込む。
ほぼ満員だったが、なんとか席をもらい丹沢豆腐+煮込みを肴に大生ビールで乾杯。
続いて吉原産の桜海老のてんぷらを純米酒丹沢の ひやおろし(720ml)を空けて締めくくった次第。
なお、本日はボッカ駅伝があったとのことだったが、烏尾山ですれ違ったギャル4人組(Tシャツ+トレパン姿)はその一員だったのか?
また、丹沢ひやおろしは、新潟県産「五百万石」使用で「モーツァルト交響曲第13番へ長調K.112」を聴かせて、「音楽醸造」が熟成させた限定品であることを初めて知った次第。(村谷 記)
清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
◆近くに居ながら丹沢は初めてです。
「丹沢に 初挑戦で 足軽く」
◆今日も富士山が見えず残念!
「三の塔 富士山あそこに 見えるはず」
◆烏尾山に寄って良かった!
「咲き誇る 烏尾山の コケリンドウ」
◆足早に歩く我らを追い抜く女性は出で立ち、姿勢ががチョット違っていました。
「我ら抜く 女性の姿勢 山のプロ」
◆山を下りれば『山渓』掲載の、おなじみ 渋沢 「いろは食堂」です!
飲む酒は「丹沢ひやおろし」!
「丹沢の ひやおろし飲める いろはさん」
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当初予定のコース
小田急線・秦野駅=(バス、約50分)=ヤビツ峠バス停、標高761m〜(20分)〜富士見山荘〜(65分)〜二ノ塔:標高約1,150m〜(20分)〜三ノ塔:標高1,205m〜(50分)〜表丹沢林道分岐〜(50分)〜大倉バス停:標高約400m=(バス、約15分)=小田急線・渋沢駅
<合計歩行時間 約3時間半>
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ニノ塔にて
三ノ塔にて
三ノ塔を振り返る
コケリンドウ
大倉のビジターセンターにて