★2006年5月14日(日)「渋沢・頭高山〜渋沢丘陵〜震生湖」
神田明神例大祭・神田まつりの日、家を出ると霧雨。今日の予報は、9時以降は曇り。
これを信じ、小田急線・渋沢駅へ、雨は上がっているが、丹沢山塊は雲のむこう。
改札口前に滝澤・田幸・清水・村谷が集合、村谷が炊事用具持参とのことなので、小田急OXストアでカップ麺などを買って、出発。
南口の階段を下り、きれいになった商店街を南下すると、15日例大祭“曲松馬頭観音”の赤い幟が ずらーっと はためいている。
“曲松馬頭観音”道しるべがあったので、立ち寄ることとし、右折し、天候良化と本日の散歩を祈願した。
頭高山の登山口の「峠」行きのバス道を「頭高山」とか「渋沢丘陵」の道標に従いゆるやかに登って行く。
ハウス栽培でカーネーションを育てている農家のおばさんが、たくさんの花を小分けに束ねていた、今日は母の日、どこで販売するのだろう?
途中、住宅街にも入るが、きちんとした みちしるべ をたどると「峠」バス停近くの白山神社前へ。
境内横にはタケノコがにょきにょきと沢山生えていた。
登山道沿いに梅、若木ではあるがソメイヨシノや八重桜の植樹が沢山されていて、花の季節には楽しめると思うが、渋沢、秦野の町をはさんで右、対角線上に聳える(*^_^*)権現&弘法山のように広場や遊歩道がないので、酒宴の適所は少ない。
この山で唯一の あずまや のある八重桜の里から山頂下部の周回道路分岐を左周りで、雨上がり、新緑のすがすがしい道を進むと、箱根方面は雲間が広がってきて、明神岳らしき山頂部分が見えた。
濡れ落ち葉をふみしめながら、頭高山山頂へ。
山頂を示す標識の類は何もない。杭の1本に「頭高山山頂標高303m」などと墨書して、おっ立てて下さると、ありがたいのですが…秦野市観光課?観光協会?ロータリークラブ?など地元関係者の方にお願いします。
止むをえないので、記念写真はチョット下がったところにある「秋葉神社」の鳥居で、ハイ、キムチ。
⇒管理人注記:頭高山山頂標識を建立頂き、ありがとうございました。 ⇒ 写真は2007年1月21日のさんぽページでご覧ください。
周回道路をあずまやに戻る。バイクの暴走らしき走行音の合間に丁度正午の鐘の音があちこちから響いてきた。このあとの行程で、テーブル&ベンチのあるのは震生湖畔 ∴ここで昼食とすることとした。
乾杯、湯をわかして麺類を作りつつ観察すると、対面の山が走行音の源と判明、山腹に広い道が幾筋か望める。テストコースのようだ。
バイクではなく、乗用車が疾走しているのも垣間見られた。
地図で確認すると、コマツのテストコースだった。
食事を終え、案内板を見ると左に「神山滝」の表示がある。地図で確認すると、かなり遠くだ。
よって、pass、pathを直進、go!!
「峠」バス停への道と、渋沢丘陵への分岐を、丘陵方向へと雑木林やミカン畑の中を坦々と進む。
渋沢丘陵のメインロード、渋沢中学校からの道と合流するが、雲がかかって大山も丹沢・富士の山々も望めない。
ここから震生湖まで、実のない青々と茂ったミカン、おいしそうな熟れかかった実をつけたソラマメ、みずみずしい新玉葱をつけたネギ坊主姿のタマネギ、ジャガイモなどの畑が点在する。
サツマイモのツルを植えている老夫婦、じいさんが地面に穴をあけ、ばあさんが苗を挿していた。
なお、連休中、信州で農作業に勤しんできた滝澤、この冬の多雪で、田植えを再来週に延期のため、28日の三頭山は欠席されるとのこと。
ところどころに樹木の茂る山歩道もあり、途中、牛の牧場や給水塔などもあり、楽しく歩く。
栃窪の集落の、それぞれ立派な構えの家々の間を進むと「御嶽大権現、2分」の標識。これからの道中、せめて大山の山頂が見えるように祈っておこう(*^_^*)と右折。
左が谷間の明るい道を進むと、茶畑で茶摘みをしている老夫婦、♪赤いタスキに菅の笠♪でないのが残念。
ウグイスの声に混じって、犬の声がワンワンと聞えて、谷間には犬の訓練施設が見え、確かに2分で「栃窪神社」に到着。
「栃窪神社」=「御嶽大権現」云々の説明書きがあり、社殿で祈願、来た道を戻り本線へ。
渋沢丘陵の畑地帯を左に秦野から渋沢に連なる市街地と大山や丹沢の裾野だけを望みながら畑みちをのんびり歩く。
震生湖バス停到着、右の階段を下り、湖畔へ。
ワームを投げては曳いての若きルアーマン、練り餌を針につけては打ち返す老いたへら鮒師たちがあちこちそこここに点在、集合。
ボートの上から狙っているおじさんたちも。
ベンチ&テーブルのひとつを確保し、湯をわかし、ココアでのティータイム。
釣り人の竿先は動くものの、魚は…
隣接のゴルフ練習場からはボールを打つ音が絶え間なく聞こえてくる。
清水がビールを求めて、桟橋の手前にある橋を渡って売店へ行くも、留守番?の猫たちに出会って来たのみでした。
稜線へもどる途中、紫陽花の幼木群落の左に、長いひげのような種をつけたおきな草の植栽地がありました。
車道へ戻ると、大山から三ノ塔への稜線が雲の上に(*^_^*) ハイ、チーズ。
ゴルフ練習場を上から覗き、空き地を黄色く染めている咲き残りの菜の花の間を「秦野駅」への道標を見ながら下り始める。
途中、市街地にある、きれいに整備された今泉湧水池に立ち寄り一服。
間もなく秦野駅南口到着、打ち上げ場所が見当たらないので、北口へ。
目の前の「包(パオ)」という中華料理屋へ繰り込む。
まずは、生ビールで乾杯。餃子、シュウマイ、春巻きなどを頼み、次の飲み物を検討すると、メニューに落花生焼酎「ぼっち」あり。
さすが落花生の本場“秦野”と思いきや、千産千消をコンセプトに商品化された製造元キッコーマンの千葉の酒デシタ。ゆで落花生の風味(*^_^*)
で、1本を空け、鶴巻温泉「弘法の里湯」には立ち寄らず、お開きにしました。
清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
◆今日は母の日ですね。亡き母を思い出します。
「母の日の カーネーションが 道すがら」
◆頭高山の山頂は何もありませんでした。
「山頂に 頭高山の しるしなし」
◆関東大震災で生まれた震生湖の今は・・・
「へらぶなの つり池と化す 震生湖」
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コース
小田急線・渋沢駅、標高:約180m〜(25分)〜渋沢中学校・渋沢丘陵登山口〜(10分)〜峠隧道上、頭高山登山口〜(30分)〜頭高山(ずっこうやま)、標高:303m〜(30分)〜渋沢丘陵〜(60分)〜震生湖〜(30分)〜今泉湧水池〜(20分)〜小田急線・秦野(はだの)駅約100m
<合計歩行時間 約3時間半>
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※秦野市観光協会、頭高山ハイキング、渋沢丘陵・震生湖ハイキングの案内ページへ
※小田急電鉄作成、 自然ふれあい歩道・渋沢駅(渋沢丘陵コース、頭高山にも立ち寄り)のページへ
…小田急のページは削除されましたが「meseta」さんのページに転載されていました。
大山↓