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 日本列島を大寒波が襲来しているこの頃、今日の秩父地方は、晴天(^^♪
小川町駅「白石車庫行き」バス乗り場には10名ほどのハイカー、そのなかに菅野・田幸・村谷の3名もいました。

 9:25発のバス、30分ほどで
橋場バス停へ。周りは霜々霜で真っ白。吐く息も白い。
幸い風はない(^^♪ 柔らかい日差し(*^_^*)を浴びながら、ゆるい坂道を登る。
ミカン畑はオレンジ色鮮やか、落果した実を頂くがスッパイ。
無人の農作物販売所が点在。先週、七沢温泉で3個100円で購入したユズが、ここでは7個で100円…。

 杉林と、雑木林の山道は枯れ葉がつもり、足にやさしい。
大霧山頂手前、急斜面の階段はちょいときつかったが、雪の残った山頂直下の階段を登りきると。雄大な眺望、疲れはすっ飛んでしまった。

 11時半、
大霧山頂:標高766mは、サスガにキーンと冷えた冷たい風が吹き、写真を撮っていただき、すぐに重ね着する。
山頂広場には30名ほどが昼の大休止中。
 そのなかで、見るからに山好きそうな、昔のお嬢様に景色の解説をお願いする。と、右から左へ同定していただけた。
 関東平野から
黒檜山など赤城5峰、その後ろに男体山、日光白根山、上州武尊、至仏山、谷川岳、平標山、榛名山、妙義山、富士山のように見える浅間山は残念ながら雲に覆われて頂上部は見えない。草津白根山や横手山ははるか遠く。
スグ間近にギザギザと重量感・存在感ある両神山、その奥に甲武信方面その上に八ヶ岳、手前に
武甲山、荒川岳、蕨山に伊豆ヶ岳

 山頂からちょっと下の空き地で開店。お湯を沸かしラーメンなどを作り、温まる。ビールは冷たすぎた。熱燗かお湯割りがふさわしい季節ですね。

 体を温め、12時半に出発。しばらくの急降下のあと、道の左側に
秩父高原牧場の有刺鉄線が張られている陽だまりの尾根道を、笠山や堂平山を間近に望みながらがら旧定峰峠到着。

 ここから左折、経塚バス停への林間の落ち葉の道を快調に下り、沢に出ると沢水がところどころで氷結していました。

 
経塚バス停に到着すると13:19発のバスは行ってしまったばかり(>_<)
バス亭前の酒屋のおかみから「歩きに来たんでしょ!皆谷(かいや)まで歩きなさい!」とのキツイお言葉。
ここでお酒を仕入れるつもりでいた村谷もその一言で、気おされてお燗酒にありつけず、すごすごと歩き出す。

皆谷バス亭の1つ手前の
新町バス停のベンチでひと息入れていると、下りのバスが乗客ゼロで通過して行った。
ここから乗車することとし、家まで遠い老人2人が湯冷めをしないように、
また、今夜は、明日の吉田・清水兄との
秩父34観音霊場巡り、結願のため、秩父の民宿に前泊する村谷も宿の湯を楽しみに、「パトリアおがわ」での入浴は止めることとしました。
 ハイカーが15名ほど乗って、来た、14:23発のバスで、
小川町駅まで直帰し、駅前の飲み食い処「いわた家」に腰を落ち着け、菅野と村谷は熱燗を1本、2本、3本……体のなかから温める。
風邪ぎみの田幸は19日からのニセコ行きのためお酒は控え、冷たい(>_<)ビールを少しだけにしました。
駅のホームで、池袋行きと寄居行きに別れました。


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 コース
  東武東上線、JR八高線・小川町駅=(白石車庫行きバス、約30分)=橋場バス停〜(30分)〜栗和田〜(25分)〜粥新田峠〜(40分)〜大霧山、標高:766m〜(40分)〜旧定峰峠〜(40分)〜経塚バス停=(小川町行きバス、約40分)〜小川町駅
   (歩行時間:3時間程度)
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★2005年12月17日(土)「大霧山」

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