残暑厳しく真夏日の予報が出ている日、奥多摩駅前・西東京バス2番乗り場に、吉田・滝澤・田幸・高瀬・清水・村谷・野島の7名が集合。


 奥多摩湖行きの臨時のバスを出してくれるとのことで、全員ゆっくり座っての発車。約16分で
水根バス停到着、我々だけが下車。
 奥多摩湖が大きい。水不足の四国・早明浦ダムと違い、満々たる湖面は青くきれいな色をしている。

 鷹ノ巣山への水根沢登山道を左に分け、ゆるい坂道を登って
『奥多摩むかし道』への分岐を過ぎ、小さな集落の、家の脇をすり抜けて、良く手入れされた杉や檜林のなかの登山道を高瀬を先頭に進む。
ところどころにある
マムシグサの実が少し赤く色付いてきている。

 ふりかえると
奥多摩湖の湖面、その左手にはどっしりと御前山が見えかくれする。
15分ほどで
産土(うぶすな)神社、ガラス戸を開けて、今日の安全山歩をお願いする。

 この先は急登、また急登、またまた急登、汗が吹き出してきてもウチワを使う余裕はない。
7月23日(土)に登った、すぐ隣の「倉戸山」の登り道よりは緩いが、標高・高度差で約1,000mの道は長い!

 斜度がややゆるくなるところ、
風の神土(祠)など風が通る場所で、休憩&水を補給しつつ進む。植林・杉&檜の針葉樹林帯から雑木・広葉樹林帯に変わり、ようやく“トオノクボ”(標高1,305m)到着。

 尾根筋には広々とした防火帯が設けられ、
ワラビや枯れつつあるマルバダケブキ の群落が山頂まで続く気持ちの良い緩やかな登り道。
 摘み残しのワラビを摘みながら、赤トンボが群れ飛んでいる初秋、咲き残りのマルバダケブキの花を愛でながら、広々とした、しかし誰もいない
六ツ石山頂(標高1,478m)に到着。
展望は…富士山は見えない。まあ
大岳御前山の勇姿があればそれでいいじゃないの。

 折良く登ってきた若き美女=単独登山者にシャッターを頼み、「はい、チーズ」。

 1人歩きの登山者が数人到着してくるだけのさびしい山頂。
川原から持ち登げたという丸い石が散在する山頂広場の平らな場所に開店、昼食大休憩とする。

 早速ビールでカンパイ、村谷兄が今日も持ってきてくれたジンギスカンなど豪華料理?で昼食、、ゆ〜っくり休憩。

 汗がすっかりひいたところで出発。
 夏目兄たちRAハイキングクラブが、5月7日に三峰から入り「雲取山荘」に泊まり、8日に下った石尾根縦走路に合流。
 
 三の木戸山をまいて、剪定されたばかりの、杉や檜の下枝・小枝がしきつめられていて、足に優しく歩きやすい、歩く時間の割りに高度が下がらない尾根道、
 
 ゆるやかに、ときにジグザグに、時に赤土がむき出しになって滑る道を、ひたすら下って行き、
稲荷神社(祠)を過ぎ、木々の合い間から奥多摩の町並みが見えてきたときにはホッとひと安心。

 
羽黒三田神社に到着、今日の無事の感謝と、これからの山(散)歩の安寧を祈り、階段下を左折し、人家の脇をすり抜けて、車道に下り立ち、間もなく奥多摩駅横(標高約340m)の交差点に到着。
 
 16時台の2本のホリデー快速電車を見逃し、すぐ目の前、交番横の、蕎麦「
寿々喜家」で打ち上げることとし、まずはビールで乾杯(^_^)
何杯飲んでも腹に染み込んで行く(*^_^*) 
蕎麦は頼まず、冷やヤッコ、てんぷらに冷酒で、お体をご慰労(^^♪ 日焼け?お酒焼け?で赤くなった顔が揃いました。

 駅構内で葉付きワサビなどを購入し、17:15
奥多摩駅発の青梅行きに乗車しました。

 腰痛忘れて、あんよが痛いよー(^^♪


吉田兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
 ●しばらくぶりのハード山行は、体力の衰えを如実に証明して呉れました。
もしかして、言いだしっぺは自分? それとも・・・

  「3キロで 1キロ登る 直登みち 誰のプランか 六ツ石山行」

  「久方の 二つ星山 汗3斗 水もビールも みな吸収」


 ●着いた山頂では、折良く登ってきた若き美女にシャッターを頼みました。

  「汗とあご 出して登った 山頂で 美女のシャッター みんなご機嫌」



清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
 ◆六ツ石山は直登のきつい道で、ついて行くのがやっとでした。
  「きつい道 六ツ石頂上 早く来い」

 ◆杉林はよく管理されていました。
  「杉木立 下枝払い 山守る」

 ◆途中、野島さんからお教えを受けました。
  「千メ−トル 杉と雑木の 住み別れ」

 ◆きつい山は下りてからが格別です!
  「山を下り いつものビールが また旨い


村谷兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
 ◆帰りの電車内で行く先を尋ねられて、
  「見栄を張り ひとつ重ねて 七つ石」

 ◆よく手入れされた檜林が見事でした。
  「落葉と 木の香で暑さ 吹き飛ばし」

 ◆頂上は石だらけでした。

  「エチケット 運んだ石は 持ち帰り」

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 コース
  JR青梅線・奥多摩駅=(丹波行きバス、約16分)=水根バス停〜(1時間40分)〜トオノクボ:標高1,305m〜(1時間10分)〜六ッ石山:標高1,478m〜(40分)〜三ノ木戸山〜(1時間40分)〜奥多摩駅
  <合計歩行時間 約5時間強>

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★2005年9月3日(土) 「六ツ石山」

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