臨時バスが2台も出た京王八王子駅横バスセンターから、陣馬高原下行きバスに乗り込んだのは、清水&村谷コンビ。
長いバス待ちの列の人数を数えるのに手間取り、出発は5分遅れの9時15分。JR八王子駅からもハイカーが乗り込み満員状態だが、先に場所取した清水のおかげで、首尾よく最後尾のリュックを置ける席を確保した。
1時間の車中で協議した結果、夏日になりそうな陽気であり、このプランの立案者である吉田兄が欠席されたのを口実に、当初予定の刈寄2山+今熊山大縦走は延期し、久しぶりに陣馬山から、関東ふれあいの道東京都第二番の風の道を逆走することに変更。
終点の陣馬高原下バス停は大勢のハイカーだが、早速出発する。一昨年9月以来の景色が懐かしい。
和田峠までの林道を、何組ものハイカーが思い思いのペースで歩を運ぶ。相変わらずの急傾斜だが、一杯の新緑とさわやかな空気がやさしく後押してくれる。途中から谷川沿いの新道を選ぶ。日陰がさえぎられ、水音が涼しげだ。
先導の清水のペースが速く、急坂ながら何組ものハイカーが道を譲ってくれた。随分道が踏み固められていて、和田峠経由のハイカーが少なくなり、峠の茶屋のおばさんが気の毒?
順調に1時間で頂上に辿り着く。人出が多いが、先ずはビールで乾杯。腸に沁みる。運良く眺めのよいベンチを確保したので、汗まみれの帽子やタオルを干しながら、つまみに取り掛かる。烏賊の沖付け、チーズ、漬物に加え、マドレーヌや、京王八王子駅構内のパンなどが並ぶ。締めは夫々コンロで湯を沸かしてカップめん。
1時間休憩し、清水の携帯で証拠写真を撮り、出発する。
人気コースだけにひっきりなしにハイカーとすれ違う。「こんにちは」の回数が3桁に届いたほどだ。若い女性が多いのも他のコースとは違う。鶯の声も頻繁に聞こえる。風の道の名に恥じない薫風が続く。
田幸兄の教えに忠実にしたがって、可能な限り巻き道を選んだ為、影信山も巻いてしまったが、何回も登っているのでそのまま下る。途中休憩の明王峠や小仏峠も人、人、人。
高尾まで戻らずに、小仏峠から下山し、バス停に着くと3台も停車中。早速乗り込むとすぐに発車しのはラッキー。いつも積み残される日影バス停には、森林教室帰りの子供たちが大勢いいたが、臨時バスが拾うとのことで安心した。
高尾駅に到着すると、日差しが強く、烏賊のせいでのどが渇いたので、反省会を実施することで意見が一致した。偶々、両名とも愛するパートナーが北海道出張中のことでもあり、足を伸ばせる「楽楽」に久しぶりに向かう。まだ誰もいない座敷で2度目のビールを味わう。
上とは違ううまさだった。冷酒数本を平らげ駅に向かうと、丁度入れ違いに山の帰りの一団とすれ違って、早いスケジュール消化に本日も感謝した次第。(村谷
記)
小道(清水)兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
◆「陣馬の新ルートはハードでした。
「新ルート 緑の急坂 陣馬まで」
◆陣馬山の頂上からの見晴しは、あたかも白馬の像に乗った気分
「白馬の背 乗りて大空 駆け巡る」
◆大きな蛇=青大将クンに出くわしました。
「青大将 君も若葉の 散歩かな」
◆小仏峠の手前に名水があり、美味しかったこと
「名水を 汲みて飲みて 疲れ飛ぶ」
村谷兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
「名は同じ 酒も○も 違う味」
「人生は 馬が塞翁 まだ長い」
「谷からの 風と鶯 押してくれ」
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当初の予定コース
京王八王子駅=(バス)=陣馬山登山口〜(1時間)〜和田峠〜(20分)〜高岩山〜(30分)〜醍醐峠〜(20分)〜醍醐丸〜(1時間30分)〜
市道山=イッポチ山〜(2時間20分)〜入山峠〜(20分)〜刈寄山〜(1時間25分)〜今倉山〜(15分)〜稲荷神社〜(20分)〜今倉バス停=(バス、約15分)=JR五日市線・武蔵五日市駅
<歩行時間 約7時間半>
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★2005年5月21日(土) 「陣馬山」