暑い暑い真夏の朝9時、富士急行線都留市駅に降り立ったのは、滝澤&村谷の2名。
 道志山塊の入り口の道坂トンネルまでタクシーで登り、スタート地点の標高は早くも1000m。

 トンネル脇の小道を上がり登山道に出ると、正面には古くからの信仰の山として知られる
御正体山(1,681m)が聳え立つ。第一目的の今倉山(1470m)までの尾根道はほぼ直線に近いのであえぎながら這い上がる。標高とともに気温が下がるが、汗は増える。

 1時間10分でやっと到着した
二十六夜山頂上は誠に静かで両側の展望が素晴らしい。奥多摩方面も見える。
 昼食は次のポイントである
赤岩(1,450m)を目指す。折角登ったのに再び下ってまた折り返し30分で360度の眺望が楽しめる赤岩に着き店開きする。

 持参のビールL缶、ワイン、濁り酒を開けて、枝豆や滝澤家自家製の梅干をつまみに一杯きこしめしていると、
富士山頂上を覆っていた雲がするすると移動して黒い頭を出してくれるという嬉しいハプニング。赤・黄や黒の種々の蝶々も歓迎してくれました。

 再び、下って登って1時間ほどで
二十六夜山(1,297m)に到着。ここでもわずか数分間でしたが、富士山がご褒美のご開帳。

 いよいよ、ゴールの
芭蕉月待ちの湯」を目指し下山開始。
健脚を飛ばして1時間半ほどで着き、汗を流した後は、満員の広間でバス待ちの時刻まで生ビールと持参のつまみの在庫一掃に努めました。

 
都留市駅からはリクライニングのフジサン特急(150円プラス)で大月まで快適な旅でした。

 登山口からの急登やいくつかの嶺の登り返しがあるタフなコースですが、木陰の尾根道での休憩など、盛夏のさわやかな木の香りが楽しめる贅沢なトレッキングが体験できました。
どうぞ挑戦してください。
(村谷 記)

                                 このページのトップへ戻る
 コース
  富士急行線・都留市駅=(タクシー、約20分)=道坂トンネル登山口、標高:約1,000m〜(1時間20分)〜今倉山、標高:1,470m〜(40分)〜赤岩、標高:1,450m〜(1時間)〜二十六夜山、標高:1,297m〜(1時間45分)〜「芭蕉月待ちの湯」=(タクシーまたはバスまたは送迎車、約15分)=富士急行線・赤坂駅または都留市駅

  <合計歩行時間 約4時間45分>


                      前のページへ  次のページへ



ホームへ

★2004年8月1日(日)「二十六夜山」

さんぽ