入梅初日の高尾山口駅に集合したのは、吉田、村谷の2名。
雨はぱらつく程度だが、いつもよりは少ないとはいえ、やはり大勢のハイカーでにぎわう東海自然歩道の出発点でもある1号路から勇躍スタート。
すぐ後ろからきた少しふっくらした若い白人女性が追い越してゆく。
鶯の声やせせらぎの音に誘われ坂道を登ってくると、雨が降り出し、傘を取り出す。
さすがに人が少ないが、そのぶん新緑の木々をゆっくりと眺められる。
30分ほどでリフト駅に到着。
ケーブルカー駅近くの展望台から下界はまったく見えない。道がぬかるんでくることが予想されたため、協議の結果縦走は断念し、頂上で早々と打ち上げることに変更した。
女坂経由で薬王院を経て10時少し過ぎには高尾山頂上に到着。
早速屋根つきの昼食場所を確保して先ずはビールでお互いの健闘を祝して乾杯。吉田家特製の手作りパンを賞味しながら、乾き物をつまみに杯を重ねる。
新趣向は、グレープフルーツ入りのリキュールに黒糖焼酎をブレンドしたロックで、口当たりがよく爽快な気分に。
さすがに高尾山で、次々とハイカーが登場しては去ってゆく。単独行の中年女性から、下りのコースのアドバイスを求められ、吉田兄が稲荷山コースを丁寧に解説。
十分堪能した後、1号路をゆっくり下山するが、まだまだ登ってくる人にすれちがう。
本日は早めのお開きでした。(村谷 記)
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★2004年6月6日(日)「高尾山」