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 奥多摩で人気の川乗山目指して、天候予報をものともせず、奥多摩駅前の日原行バス停に集合したのは、吉田、滝澤、鹿嶋、清水、村谷の5名。

 山の上は雲に覆われているが、それでも臨時バスが出る人気ぶり。
 9時45分、
川乗橋から他のグループと前後して出発。川乗谷沿いの林道をしばらく行くと、終点にNHKのバンが駐車中。

 川沿いの登山道を懸命に登ったご褒美に、嬉しい三つのハプニング。
 その1は、鹿嶋兄が可憐な
銀竜草(ギンリョウソウ)を発見。季節と雨上がりの環境がピッタリと合致したため。

 その2は、吉川・三浦・安西・肥後橋・夏目兄達「愛山会」が先週同一コースを踏破したときの感想通り、近郊の山には珍しく、ギャルたちが多かったこと。
 登山道の途中では、NHKの女性ディレクターがカメラマン2名を従えて、われわれにもインタビュー。

 なお、今朝、吉田兄が立川駅で、数馬から笹尾根経由上川乗に向かう、吉川・夏目兄たち「Rハイキング クラブ」ご一行にお会いしました。

 その3は、昨夜の雨が奏功して、川沿いの
の水量が豊富で、目をたのしませ、広い河原での休憩が楽しめた。

 抜き抜かれつしているうちに、3時間10分で川乗山
頂上に到着。先客に石の台つきのベンチを譲ってもらい、1時間の大休憩。本日のビールは標高差1000mの汗がしみ込み、これまた格別の味でした。

 他のパーティの羨望の的であるつまみは、吉田令夫人が2日がかりで煮ていただいたウヅラの卵や、鹿嶋邸自家製の赤かぶの漬物、その他北海道産の烏賊の切干、珍味である鰊の切り込み等々弁当が入らないほどでしたが、下山が長いので、冷酒は控えめにしました。

 1時間も滞在したため、次々と登ってくるハイカーの注文で、鹿嶋兄は撮影に忙しく、飲む暇がないほどでした。

 精進が良いためか雨の気配はなく、下山の途につきましたが、3分の1ほど下ったところでようやく傘を取出し、急がず騒がず
鳩ノ巣駅に到着。
下りの所要時間は2時間15分でした。 

 雨模様で、次の電車があるため、珍しく打ち上げを回避して、ホームに入ると地元のおば様から、よいアドバイスを受け、下り電車で奥多摩まで行き、折り返しのホリデー快速に間に合いました。

 沢沿いの景色がすばらしく、若さまたは体力あるいは気力のある方ならどなたでも楽しめる良い山でしょう。(村谷 記)


                         
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 コース
  JR青
梅線・奥多摩駅=(バス、約13分)=川乗橋、標高:430m〜(1時間30分)〜百尋ノ滝〜(2時間00分)〜川乗(苔)山、標高:1,363m〜(1時間30分)〜大根ノ山ノ神〜(30分)〜JR青梅線・鳩ノ巣駅
  <歩行時間 5時間半>


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★2004年5月23日(日)「川乗(苔)山」

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