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★2007年11月17日(日)「伊豆ヶ岳」

 立ち席者大勢の快速急行から50名ほどのハイカーが西武秩父線・正丸駅で降り、改札口で田幸と清水が落ち合った。
 右の案内板前で写真を撮り、階段を降り、線路下をくぐり、沢沿いの車道をゆるやかに登って行くと、
銀杏、柿や柚子の実が黄色く、ドウダンツツジやモミジが赤く色づき始めた山里の景色が心をなごませてくれる。
真っ赤な実の
マムシグサを発見。

 
安産地蔵を過ぎ、ひなびた商店の店頭で、にこやかなおばあさんが草餅や柚子の実をすすめてくれたので、帰りに立ち寄ることを約し、若い?ハイカーに抜かれながら、のんびりと歩く。

 馬頭さま
正丸峠と伊豆ヶ岳の分岐看板のところを、伊豆ヶ岳方向へ向かう。
沢筋の山道に入り暫く進むと、<げんきプラザ>への道標があった。
<げんきプラザ>といえば、10月27日(土)に、小川<げんきプラザ>への道標に従い、東武竹沢駅から金勝山に登ったことを思い出し、この道を進んでみることとした。

 なお、帰って、ネットで調べると、この道は“大蔵山コース”と呼ぶこと、埼玉県立の<げんきプラザ>は6ヶ所あるが、プラネタリウム館があるのは、小川げんきプラザ と 名栗元気プラザの2ヶ所だけ、とのこと。

 ちょっときつい沢筋からちょっときつい上り坂を、風邪気味の田幸は汗をたらたら流しながら登って、
正丸峠と伊豆ヶ岳を結ぶ稜線五輪山近くの“関東ふれあいの道”に出た。

 さわやかな風、間伐した樹間から、まわりの景色を楽しみながら尾根筋を進み、伊豆ヶ岳への男坂と女坂分岐へ。男坂は落石危険につき、立ち入り禁止、入るなら事故は自己責任。

 
女坂を進み、伊豆ヶ岳頂上。正面の武川岳、ちょこっと山頂を出した武甲山を眺め、居合わせた方にシャッターを押してもらう。

 混雑した伊豆ヶ岳山頂を避け、ちょっと正丸峠側下の、大きな岩の周りの広場?大勢が昼食中、のすみで開店。
 ビールで乾杯、コンロで湯を沸かし、ウインナーを茹で、その湯でラーメンを作り、シタラバや柿の種を肴に、柿やチョコをデザートに、田幸が来週出かけるタイランド、
再来週に滝澤&清水が四国遍路結願直後の村谷と高野山で落ち会い、京都紅葉鑑賞旅に出かけることなどを話題に静かな宴。

 気温は低く、汗を吸った下着が冷え、寒くなってきたので、お開き。周りでも同じ発言をしているのが聞こえてくる。

 北面が杉の植林帯、南面が色づき落葉し始めた広葉樹林帯の稜線を、対面の山々の緑色と赤色、褐色のコントラストを楽しみながら、さっき来た道を少し戻り、
五輪山、小高山を経て正丸峠到着。

 
正丸峠で行幸記念碑や下界の景色を楽しみながら一服。奥村茶屋の和室で食事をしているアベックさんと目を合わせながら、ドウダンツツジの赤葉が綺麗な急坂、手すり付き階段を下る。
この階段を孫連れのおじいちゃんが登って来て、道を譲っていただく。

 沢沿いの森の中、平成13年の台風で荒れ果てたという沢道を進み、今朝の分岐へ。

 柿の実を収穫して来たばかりのおじいさんから立派な甘柿を頂き、今朝お会いしたにこやかなおばあさんから草餅2個200円と、大きな柚子の実3個100円を購入し、お土産ができた。

 お陽さまが出てきて、小春日和の山里散歩で、
正丸駅に戻り、待ち時間5分で空いた電車に乗れました。

清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
 ◆正丸駅からの登山道までの集落はいい感じでした。
  「ゆずの実と 柿の実のなる 里の秋」

 ◆急坂を登って五輪山で休憩。来年はオリンピック!
  「北京での 金が気になる 五輪山」

 ◆このルートは奥武蔵野の銀座だそうで・・・
  「名の通り 銀座の賑わい 伊豆ヶ岳」

 ◆頂上極めればのんびりと尾根歩き。
  「紅葉の 尾根を歩いて 秋を知る」


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 コース
  西武秩父線・正丸駅、標高:約300m〜(55分)〜かめ岩〜(45分)〜伊豆ヶ岳、標高:851m〜(30分)〜小高山〜(25分)〜正丸峠、標高:約630m〜(55分)〜正丸駅
   <合計歩行時間 約3時間半>


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