昨日の秩父散歩が昼で終わったのと、前回不参加だったため、村谷が一人、丹沢の岳の台に挑戦した。秦野駅の売店で、ロング缶2本と焼酎ボトルを買い込み、渋沢行きバスが出発したのは10時過ぎ。

 
菩提原バス停に降り立つと、丁度、葛葉の泉経由二の塔を目指す、地元山岳会のベテラン(海老名在住で、ゆっくり出発とのこと)に声をかけられたので、途中まで同行してもらった。山と高原地図28の丹沢編が改訂になり是非一読をと薦められた。桜沢橋で腹ごしらえするために別れ、みたらし団子3本を氷入りのお茶で食す。

 町並みが霞む。
15分ほどで、人が一杯の
葛葉の泉に着く。河原で遊ぶ家族連れ、大きなポリタンク持参の水汲みと林道の草刈に動員された高齢者グループ。11時を回り早くも弁当を広げる姿もあったが、気を強く持ち、持参の2Lボトルに給水して、腰を上げる。

 日差しは昨日の秩父に勝るとも劣らない。なるべく木陰を求めならがら林道をひたすら登る。何度も給水休憩を取る。さすがにハイカーは少なく、中年男性一人と、入学前の娘さんづれの夫婦だけだった。林道との分岐で、マウンテンバイクの3人連れが最後の出会いだった。

 12時半過ぎにようやく
ハングラーダー発着所下のベンチに到着。大休止。
はるか下の広場では3組の若者がにぎやかに昼食中。先ずは本日最初のビールを口にする。沁みる。

 持参のコンロで湯を沸かし、カップめん、味噌汁、サーダーギーなどで腹ごしらえをする。
まだ、日差しが強い。一人風待ちをしていた男性の横から、発着所の下を覗いたが、吸い込まれそうだった。上空には2組が回遊中。

 1時過ぎて、ようやく日差しが弱まってきたので、出発する。草が生い茂り、両側から体に当たる小道を下る。立派な屋根がついた
岳の台休憩所に到着。すっかり着替えた後2本目のカンビールをあけて残りのつまみを平らげた。いささかくたびれたので、ベンチで横になり昼寝をする。

 ヤビツ峠を目指して最後の下りは広い谷に向かい、なかなか壮大だった。ふたたび登り返し、3時過ぎに
ヤビツ峠に到着。バスの時間があるので、蓑毛まで下ることにし、出発。

 尾根沿いの快適な道を進み、途中で最後の水の補給を行い、ゴールイン。ソフトクリームを買った店先では、巨大なコリー犬が気持ちよさそうにホースの水を浴びていた。


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やま

★2005年6月26日(日)「丹沢・岳の台」 

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