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★2020年8月14日(金)「疫病退散祈願散歩・葛飾区第8回「(京成高砂駅〜新中川通水記念公園〜小岩駅)」

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 村谷は、猛暑日の合間の曇天を期待して、午前11時半に京成高砂駅南口から出発した。商店街を抜けて西進し、高砂橋中川に出た。
左岸を少し南下した先から、洪水対策で分離された新中川が東京湾まで約8キロ流れている。

 東側から新金貨物線・新中川・環七がほぼ並行して南に向かっていて、本日はその間を右に左に南下する予定だ。
ありがたいことに曇天が続いていて、土手道を下る足取りはまだ軽い。お盆休みの散歩を楽しむ若手男性とすれ違った。

 新中川の最初の橋・高砂諏訪橋の人道橋を渡り、中川との分岐点の突端に造られた新中川通水記念公園に立ち寄った。
木陰がいっぱいで日差しを避けるには絶好だ。戦時中の中断を含めて計画から長い年月をかけて完成に漕ぎつけた工事に多大な尽力をされた方々のお名前が碑に刻まれていた。

 住宅街の細道を南下していくと高いネットの囲まれた奥戸運動場に突き当たる。ネット沿いに四分の三周する。
野球場は無人ながら、テニスコートでは中年男女が暑さに負けずに練習中。温水プールやトレーニングセンターから盛んに声が聞こえる。

 運動場から少し離れた南手に三和公園があったので、藤棚の下にある長い木のベンチに腰を下ろした。
帽子・首筋のアイスノン・背中のタオル・靴下を脱ぎ去り胡坐座になる。缶チューハイとベビーチーズに文庫本で30分間の休憩タイム。
 この間に青空が出てきたが全く影響はない。

 南下して奥戸小学校に突き当たり右折する。この道は江戸時代の立石道だ。スポーツセンター前交差点で環七を横断し直進、葛飾区総合スポーツセンターに突き当たった。
陸上競技場に沿って南下し、奥戸天祖神社で疫病除けをお願いした。毎年10月には巨大なしめ縄を作り旧村内を担ぎまわって奉納する神事が行われているという。

 お参りを済ませてからは一転して東へ進む。環七を渡り返して八釼神社の境内に入ると、小中学生3人の子供を連れた夫婦が、蝉取りの最中だった。
隣接する宝蔵院にもお参りしてから退出し、突き当りの奥戸街道を左折する。

 奥戸新橋
新中川を、続いて新金貨物線を横断し、蔵前橋通りに突き当たった。
長い歩道橋を渡りそのまま小岩駅北口の商店街に入った。破格な値段の酒場の看板が目に付いたが立ち寄らず、午後1時半にはJR総武線・
小岩駅北口に到着した。
 汗が引かずに電車に乗るのは回避して、ホーム下に広がるシャポー小岩商店街に入ると、人、人、人。おいしそうな食料品が下町値段でずらり。
妻の権益を侵さぬよう自重してそのまま退出した。

 駅構内にある名人横綱・栃錦関の像に一礼してから帰途につきました。(村谷 記)

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 コース
  
京成本線・京成高砂駅〜高砂橋(中川)〜高砂諏訪橋(新中川)〜新中川通水記念公園〜奥戸運動場〜三和公園〜葛飾区総合スポーツセンター〜奥戸天祖神社〜八釼神社〜宝蔵院〜奥戸新橋(新中川)〜JR総武線・小岩駅
     <歩行距離:5.5km±α、歩行時間:1時間30分±α>

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