村谷は、本日も曇天の予報のため、昨日に引き続きの隅田川中流部を散歩した。
午前11時過ぎに都営新宿線・浜町駅を出発する。
家族連れが何組もそぞろ歩いている浜町公園を横断して、墨田川テラスに上がった。
YSC散歩時にしばしば愛用している2基の大型テーブルの上には、早々とワインやスコッチのボトルが配置されていて、まもなく昼の宴が始まるところのようだった。
首都高速6号・向島線を潜り抜けて土手の上を北上する。川風を楽しみながら散歩やジョギングの人たちと、社会的距離を保ちながらすれ違う。
前後の座席に各一人、お腹の前にも一人の合計三人の子供たちを乗せて自転車をこいでゆくママさんに追い抜かれた。さすがにたくましい足腰をしていると感心するばかり。
両国橋で行く先が二択になる。左岸のテラスギャラリーも魅力的だが、整備が完了して浅草まで一気に行ける右岸を選んだ。
曇天予報のはずだったが日差しが出てきたのでフード付き帽子を取り出す。
靖国通りを横断して、 柳 橋 で神田川を渡る。橋の両側にある舟宿はまだ営業していないようだ。
佃煮 の 柳ばし小松屋は、コロナ禍の売上減少を、ネット販売でカバーしているようだ。
JR総武線を潜り抜けたすぐ先が、墨田川テラスの入り口。降り立つと幅広の遊歩道が展開している。
ウオーキングやジョギングを楽しむ人たちが一気に増えた。
左手には、なまこ壁風のデザインがすぐ上流に架かる蔵前橋まで続いている。
右手の川面に珍しくあみ清の屋形船が1艘下流へ向かって運航していたので、中をのぞくと乗客の影が4つ見えた。
水辺ラインを行き来する船の数も回復しているが、船内よりは外の座席に人気が集中しているようだった。
厩 橋、 駒形橋を通過して、いったん土手に上がり、マスクを着けて吾妻橋を渡り左岸に移った。人波は順調に回復しているように見える。
東京水辺ライン墨田区吾妻橋発着場の横で、中年のご婦人が「まだ席が空いていますよ」との呼び込み中。
枕 橋 で北十間川が隅田川に注ぐ源森川水門を越す。東武スカイツリーラインの鉄橋の南側下に、一昨々日の6月18日に開業したばかりの東京ミズマチが人気で、大勢の家族連れや若者たちが行き来している。村谷も加わって右岸に向かって歩き出す。
橋より水面に近く、頭上を東武線の電車が次々に通過するのでなかなか面白い。足元に1か所、ガラス張りの覗き穴があったが、残念ながら?幸いにも?曇っていて川の流れがよく見えなかった。
隅田公園に降り立つと、あちらこちらの草むらで大勢の人たちが昼食中。
まだ先が長いので北上する。
言問橋で言問い通りを横断し、待乳山聖天に参り疫病除けを願った。
再び隅田川テラスに戻ると一気に人影がなくなる。右手の 桜 橋 と左手の台東リバーサイドスポーツセンター横を通過する。
白髭橋に着くと、汗びっしょり。明治通りを横断し再び土手道に復帰する。タータンで歩きやすい為もあって、急にジョギング・サイクリング・ウオーキングの人たちが増えたが、社会的距離はまだ確保中。
都立汐入公園の敷地に入り、水神大橋を通過する。
川筋が大きく左に曲がった先に、木製のベンチが空いていたので腰を下ろした。帽子・靴を脱ぎ、背中のタオルを外し、首筋に保冷剤を当てがって休憩タイム。ちょうど午後1時を知らせるチャイムが聞こえてきた。
缶チューハイをベビーチーズでゆっくりと味わいながら小30分休んだ。
空模様がやや怪しくなってきたので先を急ぐ。千住汐入大橋、JR常磐線・東京メトロ日比谷線・つくばエクスプレスの鉄橋を超えて、千住大橋に到着。
本日の隅田川畔歩きはここまでとして、日光道中を北上して午後2時に北千住駅にゴールイン。
雨が少しぱらついてきたが、何とか傘いらずの散歩ができました。(村谷 記)
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コース
都営新宿線・浜町駅〜墨田川テラス〜両国橋〜柳橋〜墨田川テラス〜蔵前橋〜厩橋〜駒形橋〜吾妻橋〜東京ミズマチ〜隅田公園〜言問橋〜待乳山聖天〜桜橋〜白髭橋〜都立汐入公園〜水神大橋〜千住汐入大橋〜千住大橋〜千住宿〜JR常磐線など・北千住駅
<歩行距離:5.5km±α、歩行時間:1時間30分±α>
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★2020年6月21日(日)「疫病退散祈願の水辺散歩・隅田川その2(新大橋〜千住大橋)」