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北区観光ガイドマップ・王子・十条エリア「王子・滝野川コース」を参照し、一部延長して歩きました。

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<石神井川周辺の桜鑑賞散歩(王子駅〜板橋駅)>

 快晴微風のJR京浜東北線・
王子駅北口前に、滝澤・小林・田幸・山岡・村谷・山内の6人が集合した。
北本通り越し目の前には、王子での打ち上げ定番の店「半平」が見えた。

 一連の騒動にも関わらず、人の流れにはあまり変化がないようだと一同確認してから出発する。

 徳川八代将軍吉宗が、故郷の和歌山県にちなんで桜を植えて音無川と命名したこの付近は、隣接する飛鳥山公園とともに江戸期からの桜の名所だ。
頭上の
ソメイヨシノは好天に恵まれて見頃なのに、三連休中日にもかかわらず人出は多くない。

 われらは階段に沿って上がり、王子神社で本日の無事をお願いした。
正面から出て、参道入口横のコンビニで、いつもの通りつまみ調整の買い物を済ませた。
 明治通り越しに飛鳥山の桜花を見上げ、本郷通りを渡り音無橋の上から眺める
ソメイヨシノは五分咲きと判定する。

 橋を渡って交差点を横断し、醸造試験所跡地公園に向かう。
入口の右手にある薄緑色の花びらの
大島桜?は早くも満開だった。
 国指定文化財にもなっているレンガ造りの建物と桜花の前で記念撮影してから、石神井川の遊歩道に戻る。

 昨年と比べてやや寂しい人波とすれ違い、左手の金剛寺に参拝する。源頼朝が東北征伐の際に布陣したとされる場所だが、今の敷地の狭さからは想像するの難しいものの、建物の貫禄は十分だった。

 再び石神井川=音無川を紅葉橋で渡り、ちょっと高台にある王子本町公園に入り、にぎやかに遊ぶ家族づれに遠慮して一角にシートを広げた。

 まずは乾杯、ウイルスなんかには負けない面々が今後も健闘を誓いあう。
広々したシートに一杯のつまみを並べて、過去1週間の情報交換などで盛り上がる。
 山岡提供の房州産イカ塩辛をフランスパンに乗せて食べるのが特に好評だった。

 最高気温が21℃になる日のポカポカした日差しの下で大1時間の休憩を終え、石神井川を北上し、音無けやき緑地音無かつら緑地と進んでゆくと、山内の「カワセミだ!」の声。
 川面のキンクロハジロやカイツブリほかのカモやセグロセキレイなどの鳥たちを観察しながら歩いて行き、観音橋の手前で山岡などもカワセミの飛翔を確認した。

 観音橋を渡って、寿徳寺・八津子育観音に孫たちの無事をお願いしてから、橋を渡り返し川面から離れて、板橋駅方面に向かう。
 東京国際フランス学園前を通り、隣接の滝野川五丁目児童遊園で小休止。

 新中山道を横断し、きつね塚通りを通過し、旧中山道を渡り
板橋駅前の近藤 勇墓所と新選組隊士供養塔に参拝した。
4月19日の新選組諸隊士供養祭は、一連の新型コロナ肺炎の影響で「中止」との表示が出ていたが、われらは主義主張の違いこそあれ、激動に時代に懸命に生きた先人のご苦労をしのんだ。

 打ち上げは、山岡が発見した「中国家常菜 同心房」
 お疲れセット=お酒1杯+小皿料理2品=780円につられて、細長いスペースの店に入ると遅めのランチを堪能するお客さんたちで込み合っていた。

 日本語こそやや不自由だがふっくらしたお嬢さんの優しい勧めに乗り、山内がそれぞれの好みを勘案して、つまみを12品注文。
味は絶品・抜群で、思わずキンミヤ焼酎のボトルを追加してしまう。

 またも定例訪問先を作ってしまったことを確認してから、本日の桜鑑賞散歩を終えました。(村谷 記)

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 コース
  
JR京浜東北線・王子駅北口〜王子神社〜音無親水公園(石神井川)〜醸造試験所跡地公園〜緑の吊り橋・音無さくら緑地〜金剛寺〜滝野川橋〜王子本町公園〜音無ケヤキ緑地〜音無かつら緑地〜観音橋〜東京国際フランス学園前〜中山道(横断)〜近藤 勇墓所〜JR埼京線・板橋駅
     <歩行距離:4km±α、歩行時間:1時間10分±α>

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北区観光ガイドマップ・王子・十条エリア「王子・滝野川コース」を参照し、一部延長して歩きました。

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★2020年3月21日(土)「石神井川の桜花鑑賞散歩(王子駅〜板橋駅)」