*板橋区くらしと観光課・「いたばしまちあるきマップ」のうち「板橋散策コース」を参照し、一部変更して歩きました。

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中山道板橋宿観光案内

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<5月21日(火)旧中山道・板橋宿散策(板橋本町駅〜板橋駅)>

 都営地下鉄三田線・板橋本町駅A3・A4出口用改札前に、野呂・田幸・村谷の3人が集合した。
 
 本日は2019年YSC散歩の第31回目になるが初の本格的な降雨予報につき、当初予定コースを短縮し旧中山道歩きに絞ることで合意して地上に出た。
それほど強くはないものの、傘なしでは歩けない雨模様で風も強い。
 
 首都高5号線に沿って国道17号線・中山道を南下、最初の信号を右折した右手の智清寺に参拝し、歩いている間の雨と風が穏やかになるようにお願いした。
 
 信号を渡り東進して、旧中山道に出て縁切榎 (榎大六天神)に詣でた。
榎は宿場外れによく植えられていて、外部からの災厄を防ぐ力があるとされる木だ。
 ここ板橋宿のはずれにある榎は、悪縁を断ち切り良縁を招くとされて、江戸時代から信仰が厚い。
しかしながら、その名前が嫌われて、江戸末期に皇女和宮徳川十三代将軍家茂に降嫁した際には、道筋を避けて迂回したという。
 
 旧道を南下し、石神井川板橋を渡る。江戸からの距離が里程とキロメートルとの両方で表示されているのは親切だ。
 
 旧道に沿った商店街には、蕎麦屋などの食堂が多い。道幅が広くないため強風が遮られてありがたい。
江戸から第一番目の宿場・板橋宿の中心部が仲宿で、その本陣跡はスーパーになっていた。
 
 明治21年(1888)に住民の寄付でできたという王子新道を横断すると、街路灯の上に「いたばし観光センター」の案内が出てきたので立ち寄り休憩とした。
トイレをお借りして、椅子に腰を下ろして展示物を見学する。
 観光ボランティアが区内の自然、歴史、文化を紹介してくれるのだが、あいにく火曜日は定休日だったので自習した。
 
 本来のコースは、左手にある加賀前田家下屋敷跡加賀公園に立ち寄って街道に戻るところではあるが、荒天のため省略して直進する。
 
 再び首都高5号線を潜って、JR埼京線・板橋駅そばの日高屋板橋駅西口店に正午前にゴールインした。
餃子・レバニラ炒め・かた焼きそば・煮卵をつまみに、冷酒・生ビール・ホッピーと三者三様の飲み物を注文して、今年初の本格的雨中散歩を締めました。(村谷 記)

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 コース
  
都営三田線・板橋本町駅A3出口〜中山道〜智清寺〜旧中山道、縁切榎〜板橋(石神井川)〜いたばし観光センター〜JR埼京線・板橋駅
     <歩行距離5km±α、歩行時間:1時間20分±α>

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★2019年5月21日(火)「旧中山道板橋宿巡り(板橋本町駅〜板橋駅)」