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★2016年8月17日(水)「西武グループ・探索さんぽ、井荻・下井草」

さんぽ

【17日(水)「猛暑の緑陰散歩(井荻駅〜下井草駅)」 】
 
 台風一過の西武新宿線・井荻駅北口改札前に、田幸・村谷・山内の3人が集合した。

 駅構内の冷房が効いた待合室内で、猛暑日につき『西武グループ・探索散歩「安らかな雰囲気のなか、庶民の歴史と科学の進歩に出会えるコース=井荻・下井草」』の模範コースのうち、駅北側の 井草森公園  下井草教会 は省略することで一致して出発。

 一旦、北口改札を出て、立派な地下道を潜り抜けて南口から商店街を東進、右手すぐ先の 井草川(「川のプロムナード」さんのページ)を暗渠化した 井草川緑道科学と自然の散歩みち に入る。
村谷の推察通りに、道の左右は桜の老木を中心としたやさしい緑のカーテンに覆われていて、猛暑日にはありがたい。

 当地は、ノーベル賞受賞者の 小柴昌俊博士 が学生時代に住んでいた場所だが、家計を支えるためにアルバイトの連続で、大学にはろくに通えずに成績は芳しくなかったそうだ。
 しかし、「夢のたまご」を持ち続けてあれほどの高みまで登りつめたという。、
それを記念する碑が 中瀬児童公園(「恐るべき児童公園」さんのページ)など数か所、緑道に設置されていて、博士の直筆で「夢」や「やれば できる」との励ましの言葉が刻まれている。

 早稲田通りに出て寄り道する。当地の村役人を務めた 田中家の長屋門(「小さな旅と四季の風景」さんのページ)を見学する。全長18mのどっしりとした門は今も健在だ。
コンビニでつまみ調整をしてから、再び 百日紅  木槿 が咲く遊歩道に戻る。

 ほどなく濃厚な緑の塊が見えてきて、 妙正寺公園 。人影は見えない。
たくさん設置されていたベンチの中から、一番近くにあった木陰のテーブル付きベンチで昼食休憩とする。
 先ずは、缶ビールやチューハイで乾杯、うまい。

 合鴨ステーキや野菜揚げを炙りレモンを絞りかける。田幸家お手製のミョウガ漬けや、定番の枝豆、野菜サラダなどつまみに不足はない。
秋以降の旅行やイベントの情報交換を行ううちに日陰を吹き渡るそよ風のおかげで汗が引いていく。

 食後は、徳川三代将軍家光がたびたび鷹狩で訪れたという 妙正寺(「猫の足あと」さんのページ)に参拝、傷病中の諸兄のご回復をお祈りする。
本堂の前に金魚の泳ぐ瓶があったが、その水面には氷の塊が浮かんでいて、ご住職?の生き物を愛おしむ心が感じられた。
 広大な境内にある石造りのベンチに腰を下ろすと、なぜか四方から涼風が優しく吹いてくる。
また、境内に植わった シュウメイギク が咲き始め、セミの声もミンミンゼミやアブラゼミに加えツクツクボウシの声が混じり出し、門前にはススキが花を開いてきていた。夏から秋へと季節が交代してゆく準備が整ってきたようだ。

 再び先ほどの公園に戻り、水源から 妙正寺川(「神田川ウォーキングガイド」さんのページ)を下る。
午後1時過ぎとあって暑さの盛りだが、この付近はまだ木々が茂っていてありがたい。と思っていたら永久橋から先はツツジの植え込みになり、モロに太陽光を浴びる。

 松下橋で川とはお別れして、下井草方面に向かうバス通りを北上する。
右手の旧街道沿いにあった小さな 銀杏稲荷神社(「すぎなみ学倶楽部」さんのページ)に参拝したのち、隣接する 銀杏稲荷公園 で最後の水飲み休憩。ここにもベンチがいくつも設置されていて、杉並区のゆとりに感心する。同年輩と思しき男性が1人、テーブル付きベンチで弁当を食しておられた。

 商店街を抜けて、下井草駅南口にゴールイン。改札前にあった 日高屋 に入店し、奥の座席で、定番のビール&ホッピー、餃子などで軽く締めました。 (村谷 記)

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 コース
  
西武新宿線・井荻駅〜科学と自然の散歩みち(小柴博士のメッセージ)〜田中家長屋門〜中瀬中横〜妙正寺公園〜妙正寺〜落合橋(妙正寺川)〜日向橋〜松下橋〜西武新宿線・下井草駅
     <歩行距離:4km±α、歩行時間:1時間±α>

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 ※西武グループ・探索散歩「安らかな雰囲気のなか、庶民の歴史と科学の進歩に出会えるコース=井荻・下井草」を参考に、短縮して歩きました。
 …このページは2016年8月31日に削除されました。


 ※杉並区科学館は2016年3月末に閉館しました。


 ※杉並区「科学と自然の散歩みち」も参考になります。