★2011年4月16日(土)「サクラソウ鑑賞散歩(西浦和駅〜さくら草公園〜秋ケ瀬公園〜別所沼公園〜武蔵浦和駅)」
春めいた暖かな日、西浦和駅に小林・田幸・村谷・山内が集合した。
志木街道を荒川方面へ向かう。ソメイヨシノは咲き終わり、八重桜や花水木が咲き始めている。
鴨川にかかる さくら草橋を渡り、さくら草公園へ入る。
「さくら草まつり’11」が東日本大震災の影響で中止になっていたが、テント張りの案内所で「特別天然記念物 田島ヶ原サクラソウ自生地 観察の手引き」を頂き、オゼタイゲキに似た やわらかな あわい 明るい 黄緑色した、ノウルシの大群落のなかに 埋もれながらもピンクの花で存在を誇示しているサクラソウを愛でる。
大正9年(1920年)天然記念物、昭和27年(1952年)に特別天然記念物に指定されていて、約150万株(推定)のサクラソウなど約250種の野草が自生しているとのこと。
そこへ古澤から電話があり、30分遅れで西浦和駅到着、合流の申し出あり。
観察路から鴨川堤のサクラ並木を散策し、子供たちがボール蹴りをしている芝地の前の管理棟・トイレ近く、強まってきた日差しを避けて、咲き残りの花が残る桜木の根元にシートを広げ食堂開設準備をしているところに、ちょっと長い余震があり、古澤到着。
ビールで乾杯! 気温が25℃近くまで上がってきて、冷たい液体が汗ばむ体に染み入って行く。
先日開催された小林たちの同期会の様子や、その期のゴルフ会がこの自生地並びの「浦和ゴルフクラブ」で予定されていること、古澤宅の被災状況と町の復興状況、 小林・夏目・山内がはじめての尾瀬行き=6月17日〜18日の「谷川岳に登る会」の尾瀬 計画などを話しつつ、持ち寄りの豚角煮や枝豆などをつまみながら、村谷持参のワインも開け、のんびりと小1時間の大休憩。
食後、所用のある小林と別れ、志木街道をもぐり越え、隣接の秋ケ瀬公園を散策し、さくら草橋へ戻る。
ここから鴻沼排水路、鴻沼川の岸辺に続く桜並木の道、咲き終わった(咲き残りの木も少しはある、満開のヤマザクラや咲き始めた八重ザクラも少しは混じる)桜木の木陰・秋ケ瀬緑道2.2kmをさわやかに歩く。
川面ではあちこちで、大きな黒鯉たちが団子状になって浅瀬に集まり、 バシャバシャと水音を立てている。
この陽気に誘われて、発情・産卵・放精している模様だが…水中は見えず、確認はできない。
途中、氷川神社に立ち寄り、本日の好天を謝し、強い余震のなきよう、また午後の北関東降雨予報が当地に及ばないよう願い鴻沼川に戻る。
サクラ並木が終わり、強い日差しを浴びながら 武蔵野線をもぐり、中浦和駅そばで埼京線、新幹線をもぐり、間もなく別所沼公園到着。
大震災の影響で液状化した凸凹道や橋、立ち入り禁止の黄色いテープが池の周りの落羽松(沼杉)の並木を囲んでいる。
緑色がかった 鬱金桜(ウコンザクラ) が満開、見頃だ。
沼の中央・西側にある、弁天島=昭和2年に深川の洲崎神社より弁財天を分祀した別所沼弁財天=で日本の無事を祈り、小休止。
池のほとりでクチボソ釣りをしている人々のビクを覗きながら一周していると、ビクの中に黒い大きな長いイキモノが見えた。
得意げなアングラーに聞くと「鰻」だと。
創業100年以上という、うなぎ・なまず料理の老舗 「萬店(まんだな)へ卸すの?」 と尋ねると、「水槽で飼う」と。
志木街道を渡り、武蔵浦和駅まで延々と続く鎌倉鶴岡八幡宮前の段葛風?のサクラとアジサイの「花と緑の散歩道」を地元住民と行き違いながら気持ちよく歩き、武蔵浦和駅到着。
見回すと「餃子の王将 武蔵浦和駅前店」が目に止まったので、入店し、ナマビールをグィーと飲り、餃子やレバにらなどをツマミに、紹興酒を少々追加して、軽く〆ました。
コース
JR武蔵野線・西浦和駅〜さくら草公園(国指定特別天然記念物「田島ヶ原サクラソウ自生地」)〜秋ヶ瀬公園〜秋ヶ瀬緑道〜別所沼公園〜花と緑の散歩道〜JR武蔵野線など・武蔵浦和駅
<歩行距離6Km,歩行時間2時間+α>
※「さいたま市ウォーキングマップ」のうち、「桜区魅力発見!ガイドブック」を参照し、西浦和駅から歩きました。
※ウィキペディアの田島ヶ原・田島ヶ原サクラソウ自生地のページへ
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