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★2009年10月6日(火)「浦和見沼ふるさと歩道の一部」

<黄金色の埼玉見沼ふるさと歩道コースの一部>
 霧のような雨が降り続くJR武蔵野線・
東浦和駅改札口に集合したのは、百石・田幸・村谷の3名。
本日は、享保年間に徳川吉宗の命で新田開発のために、遠く利根川から導水された見沼代用水の最南部を散策する。


西・中・東の3本の水路が南北に走っているが、本日は中央部の芝川を中心に散策する予定で出発。

 先ずは、国指定史跡になっている
見沼通船堀(享保16年=1731年開通)へ。東西の水位が3mも差があるため、閘門で水位を調整し舟が通行できるようにする仕組みだ。
普段はチョロチョロの水量だが、年1回の開通式は盛大に行われているとのこと。

 橋の袂の
水神社で、あまり雨が降らないようにと、この神様には難しいお願いをしてから、芝川を北上する。
まだ、稲刈りが始まったばかりで、広大な黄金色の絨毯が我らをお出迎え。

 滝澤農園の棚田は先週末で脱穀まで完了して、農園主は今日はゴルフを楽しんでいるが、8日には上陸するという台風接近中の今週、こんな刈入れ前の状態で大丈夫なのかと、余計な心配をしてしまう。
 
武蔵野線に突き当たった。線路の下を潜り抜けられるはずだったが、生憎調整池の工事中で迂回の指示。
止むを得ず、線路沿いの田圃のあぜ道を
見沼代用水東縁の水路まで行き、北上する。

 以前、昼食を摂ったことがある
川口自然公園でトイレ休憩。小雨交じりの天候でも、家にいさせてもらえない?老人たちが、孤独なヘラブナ釣りとベンチでのおしゃべりグループに分かれて、行く秋を堪能していた。

 雨がさらに小降りになり、
国道463号線を横断、大崎公園に入る。駐車場には結構な台数の車があったが、園内には全く人影がなかった。
 屋根つきのベンチで昼休み。缶ビール1本と紙パックの日本酒1合を3等分し、田幸持参の甘い葡萄をツマミに暫しの懇談タイムだ。

 巨大なゴミ焼却場の余熱を利用したお風呂施設、
見沼ヘルシーランドの構内を通過し、バス通りに出た。
 
浦和くらしの博物館民家園に立ち寄る。江戸時代の民家や長屋門などが無料で見学できる施設だ。
午前中に体験学習を終えたばかりの地元小学校の3年生の一団がバスに乗り込み出発するところだった。
村谷が旧甲州街道歩きで見かけたと同じ形の穀櫃があった。

 門を出た真ん前のバス停に行くと、わずか1分で1時間に3本運行の浦和駅東口行きのバスが来た。
これも水神社のお蔭と感謝して、乗客が誰も乗っていないバスに乗車し、ほどなく
浦和駅東口に到着した。

 駅前広場に接した北陸などの産地から魚介類が直送されてくる居酒屋「
魚々菜(ととな)浦和店」に入店。
昼食と打ち上げを兼ねて、生ビール、日本酒、ホッピーでアサリの酒蒸しなどを堪能し、台風18号あけ数日後、快晴?11日の小田原一夜城歩きを約し、散会した。(村谷 記)


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 コース
  JR武蔵野線・東浦和駅〜見沼通船堀〜芝川〜武蔵野線線路際、南側〜見沼代用水東縁〜川口自然公園〜大崎公園〜見沼ヘルシーランド前〜浦和くらしの博物館民家園=(バス)=JR高崎線など・浦和駅
   <合計歩行時間 約2時間半>


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