★2005年12月24日(土)「西丹沢・不老山」
豪雪と強風でお困りの日本海側の皆様には申し訳ないような、快晴無風の新松田駅前に集合したのは、村谷&清水のコンビ。
例によって車中女性グループ7名に男性3人組&われら2名、全て年末の用事は何も心配ない?中高年ハイカーだけ。
谷峨駅前で大野山を目指す女性達が降り、我々も、案内した丹沢湖畔の浅瀬入口からの軟弱コースを変更し、手前の棚沢キャンプ場前バス停からの王道コースを選択した。
南面の陽だまりコースとみて選んだものの、尾根の番ヶ平までの標高差は600m以上、大野山の牧場の眺めや、鳥の声に耳を傾ける余裕もあればこそ、両名ともお通夜やら家庭での晩酌のし過ぎなどの前夜の不摂生がたたって、九十九折の長い長い上り坂をやっとたどり着く。麓からは11時を知らせるチャイムが聞こえてほっとする。
林道との合流点(894m)まで辿りついて周囲の山々を見回して休憩。直ぐ脇の山道からは、一転して緩やかな尾根道で、まるで天国と地獄ほどの違いだった。
11時半に不老山頂上(928m)に到着する。
展望は利かないが、広くて日当たりがよく、我々を含め総勢5組21名の暇な中高年ハイカーが昼食タイムを楽しむ。
コンロに着火し、カップめんとヤキソバの準備をして、先ずはビールで乾杯。つまみはロースハムと北海道産のホタテの蒲鉾だが、二人では多すぎる位だ。先着していた男女4人グループから、もつ鍋の差し入れがあったので、何故か出てきた黒霧島を熱い湯で割って飲んだ。
思わず長居、をしてしまい、12時40分に出発。5分ほどの距離にある南峰から富士山が遠望できたが、頂上近くに雲が被っている。下山路は駿河小山駅までの長い下りだが、2本のうち、富士山よりの金時神社コースを選択したのが正解だった。道は広く緩やかで、階段はなく足元はしっかり、常に富士山が右手に見える絶好の下りだった。
午前中の登りの不調を一気に取り返して、13時50分、麓の小山町営「ゆったり湯」にゴールイン。
2時間300円(さすが静岡県)の入湯料金を支払って入ると立派な天然温泉で、サウナ付き、無料の休憩室まであり、地元の銭湯代わりに利用されているようだ。
アルコールは販売されていないが持ち込み可ということで、ウーロン茶を購入して残った焼酎を処分した。
徒歩7分の駿河小山駅では、カンビールで今年参加した諸兄の来年の不老長寿を祈願した。
行きは怖いが、帰りはよいよいのコースでした。(村谷 記)
清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
◆山市場からの道は結構きつかった。
「不老山 この道行けば 歳取らず」
◆富士を見ながらの下山は最高でした。
「富士を見て 不老不死とは 極楽だ」
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当初予定のコース
小田急線・新松田駅=(バス、約60分)=浅瀬入口バス停、標高350m位〜(30分)〜寺ノ沢橋〜(30分)〜浅瀬〜(25分)〜吊橋:1人づつ渡る〜(20分)〜水場〜(40分)〜世附峠〜(40分)〜不老山・山頂、標高928m〜(40分)〜第一の鉄塔〜(60分)〜金時神社〜(30分)〜JR御殿場線・駿河小山駅
<合計歩行時間 約5時間半>
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