★2005年6月4日(土)「海沢の3滝めぐり」
昨夜降っていた雨は止んだが、予報は「曇りのち雨、ところにより雷雨、雹」とのことで、奥多摩駅行きのホリデー快速は空いていた。
青梅駅を過ぎ、両側の低い山には雲が垂れ込め山頂が見えない。
当初「鹿倉山」への山歩予定であったが、奥多摩駅に集合した、滝澤・田幸・清水・村谷の4名は村谷提案の表題変更案にて即・合意。
大岳山の北面を流れる海沢谷に個性の異なった美しさを持った瀑布が連続しているところとのこと。
駅前を左へ、昭和橋手前「東京都奥多摩ビジターセンター」に立ち寄り、「海沢3滝めぐり」ハイキング案内チラシ(奥多摩湖駅からの案内図、大楢峠から御岳山や鳩ノ巣駅へのコースも併載)と「〜都指定名勝〜海沢の4滝」の絵ハガキ、「三ツ釜の滝」の写真が載っている、をいただき出発。
まずは、アメリカキャンプ村前へ。
ニジマス・ヤマメ・イワナの養殖場や釣堀、都の養殖研究施設やワサビ田などが並ぶ海沢沿いに新緑の気持ちの良い水辺の林道を進む。
瀟洒な別荘風ケビンとバーベキュー場、売店や釣堀、かなり広い駐車場のあるキャンプ村前を通りすぎて、車も人にも全く出会わぬ道を行くと、沢の土手に女性用登山靴がきちんと揃えられていた。ヤバイ、入水??と覗きこむが??悪戯でしょうか?人騒がせな置き方、捨て方?は迷惑です。
林道が沢筋から大楢峠へ登り始めるところが休憩所のある梅沢園地、ここからは沢沿いにハシゴを登ったり、丸太橋を渡ったりの山道。
水音が大きくなり、鉄製の階段を登りだすとその脇が滝つぼが3つある三ツ釜の滝の流れでした。写真を撮らずに滝の上まで登ってしまった。
間もなく流れがねじれたネジレの滝。正面から見て、横から見て、“くの字”ねじれが判りました。
小休止の後、上級者向け大岳登山道へ続く「六曲がりつづら折れ」を登り、水音が聞こえて来て、“大岳登山道(悪路)”との分岐を川原におりたところが落差23mの段滝大滝。
滝壺の前方に15人位は座れる砂利の平らな場所があり、マイナスイオンをたっぷり浴びながら大休止。昼食タイム。
この上に不動の滝があるとのことですが、安全対策上、見学禁止です。
帰りはたんたんたんと折り返し、朝は空いていたキャンプ村は車がいっぱい。バーベキューのラムかマトンの焼ける臭いが漂ってきた。この季節でこの賑わい、夏休みはどうなるの?
「もえぎ橋」で多摩川を渡り、 もえぎの湯 へ立ち寄り湯。
今日の天候では空いているだろうとの読み通り、待ち時間なしで入場。
「つるつる温泉」と同様、割引券を使用し、@750円のところ650円でした。
露天風呂、今日は「どくだみの湯」、新緑に囲まれ風が通り、湯〜ったり。
2階の食堂・大広間も登山客と家族連れが混在しているが半分以上は空席。
ビールと澤乃井で湯上がりの体をより癒し、外へ出ると雨が降っていました。
行いの良い我ら、今日もまた“歩いている間は雨が降らない”
拝島あたりでは、至近距離に落雷、土砂降りになりました。
村谷兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
「晴れ男 憂さも予報も 吹き飛ばし」
「海ならぬ 沢を尋ねて 滝めぐり」
「もう飲めぬ 遠慮をするな 義務果たせ」
清水兄の本日の作品を発表します(*^_^*)
◆リーダーの天候を考慮した判断で海沢谷へ、
「雨上がり 清流の音 海沢へ」
◆青葉の中、鶯の鳴声も大人びてきました。
「育ちゆく うぐいすの声 時流る」
◆「海沢三滝」の最初は「三ツ釜の滝」でした。
「滝壺が 3つも続く 神秘性」
◆次は斜に流れる「ネジレの滝」です。
「人生も ネジレの滝に 相写し」
◆最後に登場は大物の「大滝」でした。
「大滝は 雄の姿で 流れ増す」
◆仕上げは奥多摩温泉「もえぎの湯」でした。
「滝遊び 足を伸ばすは もえぎの湯」
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コース
JR青梅線・奥多摩駅〜(5分)〜奥多摩ビジターセンター〜(20分)〜都水産試験場〜(10分)〜アメリカキャンプ場〜(30分)〜海沢園地〜(10分)〜三ッ釜の滝〜(20分)〜ネジレの滝〜(20分)〜海沢大滝〜(30分)〜海沢園地〜(往路を戻り、1時間)〜もえぎの湯〜(10分)〜奥多摩駅
<合計歩行時間 約3時間半>
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