9時半に、弁当を買い込んで京浜急行・金沢文庫駅西口を出発したのは、ウオークホリックの村谷ただ1名。能見台駅方向に線路沿いの小道を例によって急ぐ。
 
踏み切りのそばから六国峠(天園)行きの標識を確認して左折したところ、前方に若夫婦とおばさん一人の2組が歩いていたが、すぐに追い抜く。

 昨年、田幸兄と確認済みの
登り口から、早速取り付く。京急の線路がドンドン下になって気持ちがよい。立派な登山道だ。わずか5分ほどで尾根道に到達する。ここからは犬の散歩コースだ。

 急ぎ足で進むと、トロンボーン練習中の学生や、かわいいシマリスが木の枝を走っているのが見える。

 不動池はパスし、
能見堂跡を経て、さらに進むと、昨年、田幸兄と登ってきた住宅街からの道に合流する。一人歩きの老人や、ジョギング中の若者がひっきりなしだ。アップダウンを繰り返し、横浜横須賀道路が見えてきた場所から道路沿いに進むと、金沢動物園入り口に到着。

 丁度1時間が経過した。駅からのコアラバスが着いたばかりで家族連れで溢れている。

 ほぼ満車の駐車場を横目に、上の山道に入る。途中でシダの小道を発見して、10分程回りり道したが、風が通り気持ちがよい。デジカメで接写している年配者や、静かさを楽しむ二人連れの邪魔をしないように、足音を忍ばせる。再び横横道路沿いの階段を上がりきって、いよいよ
横浜自然観察の森、天園コースに入る。

 
瓢箪池沿いの林間コースが絶品だった。自然の姿が完全に残され、鶯の声が続き、足元にはやさしく小川が流れる。金属製の木道?の歩きにくさが全く気にならない。

 首都圏屈指の散歩コースだと思うが、アクセスが難しいのが幸いしている。
自然観察センターを経て大きな
横浜霊園沿いに進み、11時に見晴台に到着。
 丁度港南台方面からの一団が着いたので、すぐにブナの木コースを進む。広くて快適だ。相変わらず鶯の声が盛ん。

 11時20分、
天園=六国峠の「茶屋」に到着し、見晴らしの良いベンチを350円の豚汁で確保し昼食。弁当も豚丼だったが、豚肉よりも豆腐が多いのが幸いした。L缶を開け終える頃に、建長寺からきたという老人(75歳)と相席になり、手持ちの京急のチラシを献呈して喜ばれた。

 9名のおばさん軍団が着いたのをシオに、12時前には出発。
 
瑞泉寺を見学したが、花は全くなく、黒服一色のやくざ風の一団が、親分の戻りを待っていたようなので、早々に引き上げた。
 鎌倉宮は官幣中社だがパスして、
鎌倉八幡宮まで来ると大勢の人出だった。久しぶりに参拝し、週末の好天を祈った。

 再来週のお土産を探す為、
小町通りに出たが、見当たらないので小町踏み切りを渡り、そばや「五島」に向かうがまだおなかが空かず、鎌倉駅西口から御成通りに入ると、前回来た時には閉鎖中だった「小川軒」が駅近くで再開しているのを発見。レーズンウイッチ@90円も健在だったので購入した次第。

 コースを総括すると、金沢動物園までは犬の散歩コースだが、天園方面はアップダウンが続く本格的なハイキングコースで、自然が楽しめます。

村谷兄の本日の作品を発表します(*^_^*)

  
うれしさに 地図差し上げて 先思う

  
豚尽くし 五島に着いて 後悔し

  
瓢箪の 風とさえずり 心晴れ

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やま

★2005年5月29日(日)「六国峠」越え

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