村谷1名、この山(散)歩シリーズの初回(2002年3月31日)と同じコースで初詣しました。
途中の車窓から大山の背中に真白き富士の嶺が垣間見えました。
丹沢フリーパス(ケーブルなし)を購入して、伊勢原駅8時30分発の大山ケーブル駅行きバスは、大半が手ぶらだが、リュック組もちらほら。
参道を登って追分駅に向かうが、早くも破魔矢を手に下山してくる人も多く、流石に人気スポット。店は開いたばかりもあったが、朝食を摂っている姿もあちらこちらで見かける。ゆずやみかんを安く売っていたが、荷物になるので買わなかった。
追分駅横から、例によって女坂を上り始める。南面のためか、雪がすっかり溶けていて快調に階段を上がって行く。すれ違う人も多い。
七不思議をひとつひとつ確認していくうちに男坂との合流点につき、眼下の相模湾を一望して一息つく。下社の店の呼び込みには応えず、本殿に参拝する。前厄のためお守りを購入したが、5人の巫女の中から一番チャーミングな人を指名した。
上社方面は積雪が目立つため、予定通り「関東ふれあいの道」に従って、見晴台を目指す。
ほとんど雪がないブナ林の緩やかな上りを進むと、再び左手に相模湾。
昼食場所のベンチ9台に先客は3名だけ、一人で独占し積もった雪を半分だけ払い落とす。日差しが強く暑いので、ビールがうまい。カップ麺を食しながら頂上を振り仰ぐと白く輝いている。
下山は、日向薬師に向かうが、林道に出たところにある「日向川クアハウス」の料金が三が日だけ半額の400円とあったので、迷わずに飛び込み一番風呂を楽しんだ。いつも素通りしていた関東三大薬師の「日向薬師」に初めて参拝する。
駐車場が満車だったほどの人出におどろいたが、そのままバス停に戻るのは残念なので、表示どおり七沢林道を進み、松戸兄と歩いたことがある順礼峠からの道に合流し、1時30分に七沢温泉入り口のコンビニ前に到着した。
やや距離があるが、2箇所に参拝できる信仰心の厚い方向きのお手軽なハイキングコースでしょう。(村谷記)
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★2005年元旦「大山下社〜日向薬師〜七沢温泉」